博打を、興行を、画面の中を、時々語ってみる
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スワンステークス 見解
<土曜 京都11R スワンステークス 3歳上オープン 芝1400M>

◎ ホッカイカンティ

今日はこれから出かけるので簡潔に。グリーンチャンネルで放送している重賞プレイバックでは毎週週末に行われるレースの過去のレースVをノーカットで放送している。今週は天皇賞とスワンステークスだったが、そこでレースを見直したて気がついたのが、スワンステークスは必ず1頭外から突っ込んでくる馬がいるということ。昨年みたいに前が粘りまくって差し届かない事もあるが基本的には1頭、3着以内に突っ込んでくる馬が出てくる。しかもその馬は父が欧州タイプの人気薄というのが相場になっていて、私としてはここは外差しの人気薄の馬を拾い上げたい。

そこで軸はホッカイカンティにしてみた。血統的にも欧州タイプの馬であるし、ここの所の数戦は出遅れて後ろからの競馬になっているが、今回に限ってはそれがいい。まぁ下手に素晴らしいスタートをしてしまったら目を瞑るとして、とにかく鞍上の浜中騎手には思い切った後方待機策を期待している。複勝で少し分厚く勝負したい


<土曜 東京11R ブラジルカップ 3歳上 ダート2100M>

◎ ミストラルクルーズ

東京のダート2100Mはブライアンズタイムとエルコンドルパサーの子供ばかりが走っている印象がある。実際2005年以降の特別戦に限って種牡馬系統別着度数を見るとこの2頭で38レース中10勝をあげているのが分るように圧倒的な成績だ。とは言え、流石にエルコンドルパサー産駒だからといってワキノエクセルを買う訳にも行かないし、かと言って、ブライアンズタイム産駒で人気を集めているマイネルアワグラスを取り上げるのも芸が無い。そこで初ダートになるエルコンドルパサー産駒のミストラルクルーズを狙ってみたい。まぁダメ元で単複をちょびっとで。
13:19 競馬 comments(4) trackbacks(0)
天皇賞・秋 見解
<日曜 東京11R 天皇賞・秋 3歳上 G1 芝2000M>


◎ スクリーンヒーロー


週中の展望で触れたようにサンデーサイレンスの血を持つ馬を中心に、そしてなるべくは内枠(というより7,8枠の馬を避けたい)を引いた馬を、しかも更に付け加えるならばなるべくは差し馬よりも先行馬という感じで軸馬を考えている。血統的に言うとリファールの血も面白そうであり、枠順別に言えば近5年に絞ると、7枠と1枠の馬しか勝っていないのであるが、それでも軸馬を内枠に拘るのは、ヘヴンリーロマンス、ダンスインザムード等の大駆けを見込んでの事だ。つまり軸馬は内枠にいる比較的人気の薄い馬から選んで、人気馬に流すという戦略を取りたい。但し内枠でも出来れば先行馬をと考えている。基本的に天皇賞で荒れるときは、内埒沿いに走る1頭が残って大荒れというパターンなので、内枠を引かないまでも、先行して内埒沿いに走る馬を選びたい、それが私の天皇賞に対する基本的な予想スタンスだ。

そこで先行するサンデーサイレンスかリファールの血を持つ馬を選びたいのだが・・・・枠なりに拾ってみると、スクリーンヒーロー、アドマイヤフジ、キャプテントゥーレ、マツリダゴッホ辺りになるか。この中からでは、新芽という意味ではキャプテントゥーレに随分と惹かれるものはあるんだが、やっぱり府中への適性を第一に考えて少々距離不足の懸念はあるけれども、北村騎手の積極的な騎乗に期待してスクリーンヒーローの粘りこみに賭けてみたい。相手には人気馬上位6頭をベタ買いしての三連複流しを基本線にして買ってみたい。現時点で三連複15点で期待値が14.61と悪くない数字が出ているし、このまま大幅に数字が低くならなければ少し色気を出して、もう1頭軸馬を見つけて合計30点で勝負してもいいかなと思っている。
19:29 競馬 comments(2) trackbacks(0)
門別 ファルブラブ賞 見解
<木曜 門別10R ファルブラブ賞 2歳オープン ダート1700M>

◎ ノーブルブラッド

いろいろな事情も作用したんだが、今年の道営2歳馬は、例年よりも小粒な感じになり、しかも多地区へ転籍した馬も例年よりも今ひとつの感じで終了しつつある。そうした粒の揃い方の問題もあってか中央でも殆ど良績らしい良績を残す事無く、馬券的にも殆ど絡めずに終了しつつある。

さてこのファルブラブ賞含めて道営2歳のオープンレースも残り少なくなってきて、しかも少々メンバーも手薄になりつつある。今回本命に期待したノーブルブラッドは、個人的に角川厩舎では評価していた馬なんだがここまでいろいろと問題があり成績が伴っていなかったが、こうしたレースで一つ嵌れば一気にトップクラスにとも思うんだがどうかなぁ。ここは半分は馬券度外視でこの馬のレース振りに注目したい。

<Netkeiba.comCP予想>

◎ 9 ニヨドサンデー
○ 10 ギンガセブン
▲ 7 トーホーラムタラ
△ 3 ブライアンズコンガ
17:39 競馬 comments(0) trackbacks(0)
天皇賞 秋  展望
先週の京都競馬場は、土曜の深夜か日曜の早朝にでもローラー掛けでもしたのか、随分と内埒沿いを整えていたようだ。京都はホントに難しいなとつくづく感じる。さて今週は東京で天皇賞。今東京開催は非常にフェアネスな馬場状態で、内伸びだの外伸びだの気にせずに気の向くまま、思いのままに予想を組み立てたい。

通常、ブラッドバイアスを考えて予想をする場合、馬場とペースの2つの要素を前提にして組み立てるのが仏であるが私の場合、レースペースの予想が全く出来ない男なので、そこは割り切って、最初からペース読みは諦めて、馬場に関する読みを中心にして考えている。基本的に京都競馬場以外のJRA各競馬場の馬場造園課は、余程の事がない限り前年同日と同じ馬場状態を作ってくると私は思っているので、そのレースの過去の連対種牡馬傾向から予想するのが手っ取り早い。

そこで天皇賞・秋であるが、このレースは良馬場で行われる場合、毎年サンデーサイレンスとトニービンの血を持つ馬が上位を占める。そしてなるべくは内枠(というより7,8枠の馬を避けたい)を引いた馬を買いたい。しかも更に付け加えるならば差し馬よりも先行馬、となるのが最近のトレンドだ。この辺を基本線にして軸馬は決めたいと思う。今年はウォッカの二連覇に注目が集まるが昨年よりも毎日王冠の負け方が悪く、少し付け入る隙も生まれてきそうな感じもあり、少し思い切った予想をしたいなと思っている。
12:51 競馬 comments(13) trackbacks(1)
京成盃グランドマイラーズ 見解
<水曜 船橋10R 京成盃グランドマイラーズ 3歳上オープン ダート1600M>

◎ サウンドサンデー

今船橋開催のメインイベント、京成盃グランドマイラーズ。面白いメンバーが揃い馬券購入意欲も湧く。狙ってみたいのはサウンドサンデー。馬柱を見ればよく分かるが船橋では本当に良く走る。前奏を見てこの馬は典型的なサウスポーではないかとの思いを強くしたが、今回は引いた枠順もいいし、相手は少々骨太だけども、どうにか3着をとってくれたらなと淡い期待を。馬券的にはこの馬の3着付けの三連単などで少し薄く流してみたい。

その他気になる穴馬にはディアヤマトを取り上げたい。1600Mは正直長い気がしないでもないが、2.3歳時には京浜盃や北海道2歳優駿などのマイル前後で好走を続けていた馬。逆に最近は短い所ばかりを使っていて本当のところ、マイル適性はどうなのか、分からない状況が続いている事も事実。ここは少しの色気を持って馬券を抑えたいところ。また下記のCP予想には取り上げられていない馬で気になるのは地力上位のモエレラッキー。休み明けだが調子さえ戻っていれば頭突き抜ける可能性もあるかと。

<Netkeiba.com CP予想>

◎ 11 クレイアートビュン
○ 4 マンオブパーサー
▲ 1 サウンドサンデー
△ 9 フリートアピール

20:44 競馬 comments(2) trackbacks(0)
渾身の一作
評価:
蓮池 透
かもがわ出版
¥ 1,050
Amazonおすすめ度:
今後の著者に、ただただ期待するのみ
拉致問題と解決法を一から見つめなおす
拉致問題の現在。

最近いろいろなところで話題になっていたので、著者の方の過去の言動などを思い出すに、正直「どうなのかな?」という疑問もありつつ、とはいえ自分の目で確かめてみたいと手にとって読んでみた。で、読んでみての感想は、私が求めていた北朝鮮問題の正しい処方箋、これに尽きる。極めて正論である。正論ではあるが、著者がこの本を出すのには、物凄く勇気がいっただろうし、大変だったと思う。それは本書の端々から感じ取る事ができる。この本は北朝鮮問題を超えて、日本の外交、そしてエネルギー問題にまでレンジが広げている、なかなか懐の深い本になっている。とくに現在の日本に横たわっている不毛な左右対立軸への著者の疑問は、私の思いとほぼ同じだ。

私はかねてから「日本はアメリカが核兵器を持っているから今まで他国から攻められなかった」という主張を疑わしく思っている。実際、攻めてくるとしたらロシア(当時ではソ連か)しかいないわけだが、冷静に戦後の北東アジアにおけるパワーバランスを見ていけば、そんな状況になる事は有り得なかったと思わざるを得ない。また核の力があるから攻めてこなかったなどというのも現実世界の動向を見ていれば空論でしかないのも自明である。ロシアが日本を攻めて来て得らるメリットなぞそのデメリットに比べれば比べ物にならない位に微々たる物だ。太平洋戦争後のソ連含めた北東アジアの歴史を振り返れば、サンフランシスコ講和条約締結後にロシアが我が国に攻めて来る可能性など、アメリカが再び攻めて来る可能性よりも低かったと言わざるを得ない。今回の北朝鮮の騒ぎに乗じて今ぞろ再び日本核武装論などという事を言い始めている軽薄な連中が増えてきているが国際政治的にも軍事的にも、これまた非現実的な話であるのも自明の理である。

例えば仮に日本が核武装したとする。その場合にそれでは仮想の敵国はどこに指定するかと言えば間違いなく中国、ロシアそしてアメリカになる。言わずもがなだがこれらの国の領土は日本よりも果てしなく大きい。つまりお互いが追い詰められて、小型であろうとも核兵器を打ち合う状況になったと仮定した場合、国土が狭く首都機能を持つ場所が数えられる程度しかない我が国のが軍事的な戦略上速攻で壊滅してしまい、敵国と想定される方が殲滅されない可能性が絶対的に高いのである。こんな事は軍事のイロハのイの話である。

上記の論法は核兵器のパラドックス論としてかなり有名な話であるが、実際に現代社会における核兵器を使用した戦争というのは、使用した瞬間に、相手側が全面的報復に出るのが間違いないわけで、そうなると勝ち負けの決め手はは領土の大きさや都市機能の集中度具合により決するわけだ。最近になりロシア脅威論が効かなくなって来たので、中国が日本を攻めて来ると言う煽りをしている輩が増えたが、日本のそう言う事をおっしゃる方々は知ってて言わないのか、本当に知らないかは分からぬが、日常的に中国軍とアメリカ軍が人的交流をして、更にはお互いの国の軍事練習に兵士を交流させて参加しているのである。中国が攻めて来るなどという話も全く馬鹿馬鹿しい空想論である。

憲法9条を守ってさえいれば平和になるという人たちを平和ボケと言って嘲笑するのも確かに間違いではないが、そう言う事を声高に叫ぶ人に限って中国脅威論みたいな非現実的な話を真顔で叫んで煽っていたりしいて、傍で見ている人間にしたら、まぁどっちもどっちである。東西冷戦時代から思考停止している人たちによる罵りあいには付き合いきれないな、本書を読んでその思いを更に強くする。
18:30 レビュー comments(40) trackbacks(0)
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