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2023.07.13 Thursday
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東京盃 見解
2009.09.30 Wednesday
<水曜 大井11R 東京盃 ダート1200M> ◎スーニ 好メンバーが揃ってこれは馬券を買うのが楽しみなレースになった。本命は道営時代からずっと追いかけているスーニにしてみたい。まぁ確かにあれだけこの馬をかっていた内田騎手に結果的に捨てられてしまったのが気掛かりだけど、短距離なら最近のジリ脚傾向も解消されるんじゃないかなと淡い期待を。今年の3歳ダート馬ではトップランクにいると確信しているだけにここで大きくジャンプアップして欲しいところだ。 相手には実績上位のバンブーエール大本線。単穴には今日も好調だった的場文騎手のフジノウェーヴの後方一気に期待してみた。 <Netkeiba.com CP予想> ◎ 15 ヴァンクルタテヤマ ○ 3 リミットレスビッド ▲ 1 ポートジェネラル △ 9 フジノウェーブ <買い目> 馬連 8−5.9.15.3.1 グロテスク
2009.09.29 Tuesday
これはかねてからの私独自の持論で別に証明すべきものは無いのだが、男性の書くハードボイルド小説よりも、女性の書くそれのほうが、甘さと陶酔がなく辛口であるという気がしている。男性作家の作品は激しい描写や過酷な状況が続いても、必ずどこかに『救い』というか『甘さ』がある。それが過度になると読んでいる方が胸焼けを起こすが、その良い加減さに読んでいる方が痺れそして吸い込まれていくという一面もある。 しかしそうした男性作家の一群に比して最近の女性作家の描くハードボイルドチックな推理小説は、甘美な陶酔の欠片も無い、完全にボイルされた苦みばしった作品が目立つ。特に桐野の作品は尚の事だ。大ベストセラーになり映画やドラマになった『OUT』や短編集の『錆びる心』など、正に逃げ場の無い容赦の無い沈鬱で寂寥感溢れる描写が延々と続き、しかも行き着く先には甘き救いは、全く用意されていない。 面白いなと思ったのは、映画化されドラマ化された『OUT』、出来上がった何れの作品も脚色、演出には男性の手が入っているのだが、そのどちらも原作では読んでいる者を締め付けるかの如く覆い尽く重さと乾ききった現実感が薄らいで、幾分の湿り気を帯びていた。これは宮部みゆきの作品の映像化でも感じるのだが、バリバリの男が女の性を描く事が如何に難しいかを示してもいる。そして私は男性作家のそれよりも、そんな甘さも救いも寄せ付けない強かな女性作家の作品の方が好きである。それはそういう男の作家の放つ人口甘味料的な甘さよりも多くの女性作家が放つ「苦みばしった時代の空気感」に惹かれるからでもある。 さて本著『グロテスク』は、そんな桐野作品の全てが詰まっている作品と読んで差支えないと思う。実際にあった事件をモチーフにし、美貌の妹と名門女子高の同級生と主人公の「わたし」を取り巻く深遠のドラマだ。重い重い読後感、絶望的な結末。しかし読み終えた後の得難い充足感。このアンバランスさは読み終えた者をズット掴んで離さない。それは作者が逃げず、そして埋もれる「真実」を見つめ、惨くても、哀しくとも、目の前の現実から離れないからであろう。女性が描く女性の怖さ、そして強かさ。恐るべしである。 人間の持つ「グロテスク」さをこれでもかと描いた重厚なる作品。正直もう一度は読みたくないが、誰かに薦めたくなる作品。それが本著だ。テーマがテーマだけに、映像化の多い桐野作品だが、今作は敬遠されると思う。いや、この作品を映像化しよう等と思える様な勇気ある男は、流石にそういないだろう。 DREAM ON ... そして、日はまた昇る
2009.09.28 Monday
ここまで観客で埋まる武道館を見たのはいつ以来だろうか?立錐の余地無き武道館。会場の空気感は素晴らしく心無い空気を読まぬ野次などは一切無い。試合の進行もスムーズ、前座の試合もテンポ良く、また休憩後の試合は見せ場十分、どの試合も会場は湧きに湧いた。 メインの試合は共に十字架を背負った男たちによる試合。潮崎も彰俊もこうした特異な状況の中、本当に見ごたえ十分の試合をこなしたのは見事の一言だった。全日時代、そしてノアになってからもGHCタイトル戦では名物となっていたあの場内ストンピングまで起き、会場の空気は沸点に達した。 全試合終了後、質素で簡潔ながら心温まる追悼セレモニーが行われた。在りし日の三沢を偲ぶVTRを見ながら会場のあちこちからすすり泣きの声が聞こえる。かく言う私も目を真っ赤にしてVTRを凝視していた。献花式の時には一切感じなかった寂寥感。そして喪失感。全ての試合が素晴らしかっただけに、尚更に胸を締め付ける。 我々は、あなたに最後のさよならをする為にこの場に集い、そして見送った。あなたの眼には今日の興行はどのように映ったのか。多分笑ってこう言うのだろう「ぶっちゃけ、心配なんかしてないよね」プロレスは続く、そして夢も続く。その夢に終わりは無い。そして日は、また昇るのだ 神戸新聞杯 オールカマー 見解
2009.09.27 Sunday
<日曜 中山11R オールカマー 芝2200M> ◎ ドリームジャーニー ○ トウショウシロッコ オールカマーは前週に行なわれるセントライト記念と同一条件で行なわれる重賞競走だが、連対種牡馬傾向が合致しないのは、レースペースが相当に異なるからかと思われる。セントライト記念は3歳馬限定戦だけに道中のペースが緩くなりやすくそれ故に道中で団子状態になりやすい。こうしたレースではよく起きるのが、スパートが早まる仕掛け合戦的な展開。後半残り800M辺りから各馬のスパートが始まるのでゴール前は当然ながら凌ぎ合い、粘りあいのレースになる。中山の場合はゴール前に坂があるので尚の事そうした傾向が強くなる。 しかしオールカマーは古馬のオープンだけにセントライト記念よりも道中の流れが速くなる。そして頭数が少ない事が多いので、各馬とも脚をためる形になり、上がり3F〜2Fからの切れ味勝負になる。過去の連対馬を見るとサンデーサイレンス産駒が圧倒しているのは、そうしたレースに最も真価を発揮するのがサンデー産駒だからだ。その辺を考慮し、セントライト記念とは違い、狙い馬はサンデー直系産駒が殆どいなくなった今、サンデー直仔により近い馬の子供達を拾ってみたい。 本命がドリームジャーニーなのは今更の話しなので割愛するとして、狙って面白そうなのがトウショウシロッコ。アドマイヤベガ産駒は中山芝コースとの親和性も高く、またトニービンの血が入っている事もあり、切れ味も備わっている。トウショウシロッコ自体、今年のアメリカジョッキーCCでは3着、また外国人騎手が番手を取った為に(トウセンシャナオー/イオス騎手)、例外的にペースが緩まなかった2006年のセントライト記念でも2着を確保しており、近走成績を度外視して狙ってみたいトコロだ。 <日曜 阪神10R 神戸新聞杯 芝2400M> ◎ トライアンフマーチ 今年の春の3歳クラシックは天候と高速馬場に幻惑され、結果をどのようにみたらいいのか、現時点でまだ定まっていない感じに見受けられる。とは言え、先週のセントライト記念や牝馬戦線の結果を見るに春の勢力分布に変化なしと見ても良さそうな感じもするが、まだ決め付けるまでは至らずと言った感じかな。何せ今年の場合、ダービーがトンでもない馬場になってしまったので、その辺の見極めが例年以上に難しくなっている。 まぁ無い知恵を絞りその辺をいくら考えてもよく分からないのが正直なところ。そこで考え方をシンプルにしてみたい。判断を難しくさせているダービーは、あの馬場を見ても再現性は極めて薄いレースであり、ここはノーカウントとして、皐月賞をベースに予想を組み立てたい。 だったらアンライバルドで良さそうな感じだが、先週のレッドディザイアの例を持ち出すまでも無く、大目標手前に100%の仕上げにはならないし、そして騎乗戦術も安全第一となるのが常。そこで皐月賞2着馬のトライアンフマーチを順繰りで印しを上にしてみた。馬券的には単もちょろっと抑えるけど、本線は三連複2頭軸で買うのが賢明かな。 さよならをする為に
2009.09.26 Saturday
明日は午前中仕事を終えた後、日本武道館に赴く。言うまでもない、ノア武道館大会、三沢追悼興行を見る為だ。小橋復帰戦以来の全席完売、当日は立見席券のみの販売となるそうだ。全試合終了後、三沢追悼セレモニーがあるという。 ノアは三沢の死後、百田絡みで少し騒動が巻き起こったものの、今は完全に収束し、観客動員的には随分と頑張ってきたし、試合内容的にも随分と面白くて刺激的なものが増えている。ジュニアは丸藤欠場の穴を皆で埋めて余りある面白さ、ヘビー級は潮崎を中心に、健介と森嶋も相変わらず元気だし、漸く小橋の体調も上向いてきたようで試合内容がトップ戦線に戻ってこれる状況に近づいてきた。 明日の興行は個々の試合内容云々というよりも、その会場の空気、雰囲気を存分に味わってきたいと思う。競馬の予想は明日時間があればそこで。 中山 ながつきステークス 見解
2009.09.25 Friday
<土曜 中山11R ながつきステークス ダート1800M> ◎ ニードルポイント 脚質にもよりけりだが、中山のダート1800Mは上級条件戦になると外枠が有利に働く。私の手元にある近7走指数では1位、中山ダート1800Mで高内容の好走歴がある8枠を引いたニードルポイントを本命に指名したい。鞍上横山騎手お得意のコースだけにここは単まで考えた馬券で勝負をしたいトコロだ。馬券的に相手に取りたいのは直前指数1,2位のオーロマイスター、ロラパルーザを本線に。付け加えるには長期休み明けを叩かれ3戦目、古豪復活を期待してのロリンザーユーザーの走りにも注目をしたい。 <土曜 阪神10R 大阪スポーツ杯 ダート1400M> ◎ シルクビッグタイム ハンデ差も微妙、集まったメンバーも伯仲。面白いメンバー構成になった当レース。本命に抜擢したのは漸く前走でデビュー時の輝き取り戻しつつあるのが確認できたシルクビッグタイム。ダート馬を育てるのには定評のある久保田貴厩舎だが、これまた久保田厩舎の特徴であるスランプに入ると長期に渡るという癖もこの馬は受け継いでいるよう だが、前走を見る限りこの間取った休養がこの馬にはリセット効果となって現れているようだ。57.5キロという絶妙なハンデを貰ったが、斤量を気にするタイプにも思われず、鞍上も追える岩田騎手だけに、ここは期待を持ってレースに臨みたいところだ。
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