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2023.07.13 Thursday
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そしてチャーリーの戦争は続く・・・
2009.04.30 Thursday
簡単にストーリーを紹介すると、酒と女が好きなお気楽政治家である共和党の下院議員チャーリー・ウィルソンは、あるときふとテレビで目にしたアフガン紛争の映像を見てピン!と来る。彼は対アフガン予算を倍にするよう指示をし、更にテキサスの富豪である反共産主義者のジョアンを抱き込みに成功。セレブで反共産主義のジョアン、はみ出し者CIA捜査官ガストと組み、全く知識のないアフガン紛争に飛び込んでいく・・・ さてこの映画を見終えて、何よりも一番に驚いたのはDVDリリース当時に出ていたこの映画に関する紹介記事。その代表例が「アメリカがアフガニスタン紛争に介入した事を肯定するのが気に入らない」といった類のものだ。これが少数意見ならいざ知らず、随分と多いんでびっくりした(DVDリリース当時、定期購読していたレンタルDVDショップ向け業界誌にも似たことが書いてあったので営業マンに指摘したことを思い出す)アレ?俺と見た映画と違うのかな?と思ったりしてね。まぁ冗談ですが。仕事の移動中に良く聞いていたTBSラジオのストリームという番組で劇場公開した頃に映画ライター町山智浩が、やっぱり「誤読」した批評を取り上げで随分と憤慨していたが、実際に自分も映画を見て、町山氏が怒っていた理由が良〜く分かった。そりゃあここまで真逆の事を書かれたら意見もしたくなるわなぁ。しかも別に難しい表現でもないしね。明らかに誤読の自由の範疇を超えてるもんねぇ。 まぁそもそも前提として、ガチガチの民主党支持者のトム・ハンクスと「キャッチ22」を映画化したことのあるマイク・ニコルズが組んで、そんな映画になるわけがないのに、何をどう見たらそういう感想になるのかと思うんだけどね。改めて言うまでもなく、この映画は、アフガニスタンの場所も分からぬアメリカの政治家が、自分たちの都合で勝手に他国に介入したあげく、反政府組織のタリバンをアシストし、巡り巡ってそれらが対アメリカのテロリストを図らずも育成しちゃう結果になるという、物凄いシニカルな視点で貫かれたかなりブラックなコメディー要素満載の社会派作品なのである。マイクニコルズ監督は、それこそ「キャッチ22」で見せたような怒りと狂気を笑いに変換させて、徹底的に政治家やセレブたちを撃ち続ける。本来なら撃たれるサイドにいるハリウッド映画が、カルチャージャミングを仕掛けている、しかもハリウッドのベテランらよって、というのが面白い。 歴代のアメリカによる外交政策の呆れるほどのいい加減さと無謀さ、しかもそれが過去完了形でなく、現在進行形であるという事をラストで暗示させる見事な演出。酒の勢いでチャーリーがおっぱじめた戦争は、21世紀になった今も場所と形を変えて続き、そしてその過ちが、今も尚アメリカを苦しめている。批評を読んで「アメリカの正義は最高だ!」みたいな映画だと思って敬遠していた人がいれば、これを機会に是非ともDVDで出ているので、近場のレンタルショップでレンタルでもしてもらえればなと、元レンタルDVDショップ店長としてお勧めいたします。 地味だけど大事な話
2009.04.29 Wednesday
CNN.co.jp:成人の半数以上、「宗旨替え」経験ありと 米国 昨日エントリに挙げた「グラン・トリノ」でも出てくるが、アメリカという国と宗教との関係は国の成り立ちから始まり政策決定に至るまで、政治経済文化その全てに絡み合う極めて重要なファクターであるが、このニュース記事はそのアメリカの根幹が揺らいでいる事を指し示している非常に重要なニュースだ。確かに前からこうした傾向があるんだと言われていたんだけども、こうやって公のデータとして出てくるとインパクトが違う。この話は後日映画に絡めてちょっと長く書いてみたい。 浦和 しらさぎ賞 札幌北斗盃 見解
2009.04.29 Wednesday
JUGEMテーマ:競馬
<水曜 浦和10R しらさぎ賞 ダート1400M>◎ パフェオペディラム 浦和の1400Mは、コースレイアウトを見てもらえば分かるようにかなりトリッキーで、入った枠によってはスタートの良し悪しで全てが決まりかねない怖いコースだ。◎パフェオペディラムが入った1枠1番は正に吉凶半ば。ドンピシャでスタートを噛ませればそのまま楽に立ち回れるが、ダメだった場合は跡形もなく沈むだろう。NetkeibaのCP予想で珍しく本命になったパフェオペディラムを素直に買いたいのであるが・・・まぁこの馬には今まで散々お世話になっているし、最近予想的に少し捻りすぎて痛い目にもあっているので、ここは無茶をしないで、そのまま本命を動かさずに。単複1本で勝負だ。
<水曜 札幌6R フレッシュチャレンジ2歳 ダート1000M> ◎ ベストドルチェ いよいよ今日から待望の道営競馬が開幕する。明日は北斗盃という重賞レースもあるがまず注目するのはこのレース。昨年の2歳戦絶好調だった角川厩舎の期待馬ベストドルチェに注目している。鞍上の桑村騎手は道営期待の若手ジョッキー。昨年は80勝を挙げて、五十嵐騎手の後継は彼になりそうな予感が漂う。今年何度も見られるだろう角川−桑村コンビのスタートとして、まずこのレースでの1勝を。 <水曜 札幌9R 北斗盃 ダート1700M> ◎ クラフィンライデン 道営競馬開幕の今日、メインで行われるのは3歳馬による重賞、北斗盃だ。本命は南関東の水が合わずに戻ってきた◎クラフィンライデンでいいだろう。モエレエターナルを下したアグネスタキオンプレミアム1着馬であり、全日本2歳優駿2着の実績は文句なしの最上位。ここは負けられない。 GW、この一本!
2009.04.28 Tuesday
最近イーストウッドは、硫黄島2部作で「アメリカにとって1ミリの疑いもない正義の戦争だった筈」の太平洋戦争のアメリカにおける意義を否定し更に今回の作品では、もっと踏み込んで「朝鮮戦争」も「ベトナム戦争」をも否定してみせ、今回は更にアメリカ人が寄りすがっている数々の神話的な「メイフラワー以来の物語」をも完璧にぶち壊す。基本的なストーリーラインは、かつてのアメリカ映画に良くあった典型的な父と子の心温まる成長物語なのであるが、その設定を移民同士の世代間の話、しかもそれらの人がアメリカがアメリカであるために犠牲となった少数民族の少年と欧州からの移民という設定にした事から見て、イーストウッドの狙いが透けて見える。 アメリカ社会の軸を成す車の街として有名なデトロイトが荒廃していく様を冷徹に描きながら、更にそのシンボリックでもある名車「グラン・トリノ」を軸として織り成す人間模様。かつて自分が演じたヒーローである「ダーティーハリー」や「ハートブレイク・リッジ」の鬼軍曹を彷彿させるかの様な主人公の設定。偏狭で偏屈で事ある毎に差別的な振る舞いをする主人公がアジア系少数民族の少年と出会うことにより胸の奥で眠っていた贖罪と残されていた責任感が露になる。アメリカの国家としての歴史が主人公の人生とクロスオーバーしていく見事な構成。そしてイーストウッドは映画の最後で建国以来アメリカが寄りすがってきた物語の終焉と新たなる道を指し示めす。 しかしなんだかんだ言ってアメリカがすごいのはこんな地味な映画が1億ドルを超える大ヒットになったという事だ。見る人の咀嚼力が試されるようなこんな骨太の映画にお客さんが入るというのは羨ましい限りだと、取引先の営業マンが言っていたのが印象的だ。このGW、何か面白い映画がないかなと思われたら、まずこの「グラン・トリノ」を見る事を勧めたい。 最後に、ちょっと話が堅苦しくなったので、今月公開された映画で他にお勧めできるのも書いておこう。まず洋画から。 「ピンクパンサー2」・・・スティーブ・マーチン好きにはたまらないコメディの傑作。パート1も面白いので是非!もっと言えばピーターセラーズのも見ていただければ尚の事! 「ミルク」・・・ショーン・ペンの圧倒的な演技!同性愛者であることをカミングアウトした政治活動家の生涯を描く。 「バーン・アフター・リーディング」・・・大スター競演のコメディ。コーエン兄弟監督作にしては珍しいオーソドックスな笑いが満載。 「フロスト×ニクソン 」・・・70年代にあったアメリカテレビ界で伝説となっているニクソン大統領とテレビキャスターのフロストとのインタビュー番組を多角的に描写。役者の演技合戦が凄い 「スラムドック&ミリオネア」・・・これぞ良質のエンターテイメント。アクション、コメディー、サスペンス、そして感動・・・映画の全てがこの作品に詰まっている。しかしみのもんたをCMに使っているのは間違っているよ。この映画の本質から一番遠い人じゃないか!!! 「ウォッチメン」・・・この映画が洋画では今年最大の掘り出し物。今年のベストワンは「グラントリノ」か「スラムドック・・・」かこの映画だと思っているが日本では全くヒットせず。宣伝の仕方が悪いんだとある映画館関係者はご立腹だったが全く同感。まだ映画館でやっているところもあると思うので未見の方が折られれば是非! そして日本映画も 「おっぱいバレー」・・・全く期待していなかったのだが、これが見たら結構面白かった。「ヤッターマン」見た後と同じ衝撃だw 内容は簡単に言えば懐メロ満載の青春映画なんだが、日本映画にしては珍しく、説教臭さゼロでエンディングを迎えるのが素晴らしい。綾瀬はるかの可愛さも映えている。 「映画クレヨンしんちゃん」・・・環境問題のある側面を鋭くえぐる内容はナカナカ。映画版のクレしんに外れは少なし 「名探偵コナン」・・・意外とこれも面白かった。謎解きの巧みさは「相棒」以上。良質なサスペンスは、日本の映画ではアニメの中にシッカリとある。 グレイト カムバック!
2009.04.27 Monday
先週末はMotoGP観戦の為にもてぎにまで行ってきた。もてぎと言うとインディーカーレース観戦などでで数回訪れているが、昨年バイパス道路が出来た事もあり、随分と近くなった感じがする。前日から乗り込み温泉などにも浸かってきて旧友らと親交を暖める事も出来て何よりだった。帰りには、ひたちなかにある友人が調べてきた上手い寿司屋に寄ってきて、旬の魚に舌鼓。自営業時代には有り得ない週末の過ごし方を満喫した。 しかし初夏に近づこうかという季節だが、寒い。いや栃木はまだ寒いと言った方がよろしいか。また運の悪い事に私たちの席は日当たりが悪く、しかも終日風が強くてスタンド見ていても防寒対策が欠かせない状況だった。想像していたよりも観客が来ていたんで少し驚いたが、もてぎは広いなぁ・・・と改めて感じる。 実は私、学生時代には夏休みになるとバイクでツーリングとか、30になる前まではモトクロスのレースなんぞをやってみたりと(腰を痛めてからバイクに乗るのを止めてしまったが・・・)バイクには結構長い間の縁があったりして、バイクレース大好きで今までにもMotoGPと呼ばれる前の時代から鈴鹿サーキット開催時に何度も観に行っていたりもする。ただ大治郎のね・・・まぁあの一件があってから少しレース観戦からは離れていたのは事実なんだが、G+で見ているうちに再び熱が戻ってきたのと、友人からの誘いがあり、尚且つ自営業を辞めたお陰で休みが取れる事もあり、久し振りに出掛けてみようかなと思った次第。インディー観戦以来のもてぎとなったが、寒さに負けてスタンドでバドワイザー飲みすぎて最後はふらふらになってしまっのはご愛嬌であるとして、何と言っても今日のハイライトは、250ccクラスで青山博一が2位に入った事。(多分)約2年ぶりになる表彰台となった筈、見事な復活劇だ。最近は車のレースだけでなくバイクレースの世界でも日本人ライダーにとっても受難が多く青山も兄弟揃って苦しい状況に追い込まれていた故にこうして様々な障害を乗り越えて魂のこもった粘りある走りを見せ、素晴らしい結果を残した青山選手に心揺さぶられた。 マシン開発にお金を掛けられないホンダのマシンを青山が懸命にコントロールして食い下がる様には頭が下がるが、しかしそれと同時に、こうしたホンダの苦闘を地元GPで見るのはなんとも哀しいのもまた事実。F1は完全に撤退、そしてMotoGPもただ参加しているだけの状態。世界的自動車不況とは言え、我々日本に住むモータースポーツファンの心の支えだったホンダの、こうした苦しい様を見るのは切なく忍びない。まだ冬の残り香がする強風が吹きぬけるスタンドで苦いビールを飲みながら、喜びと悲しみが交差するサーキットの景色を見る。まだ春は遠い。 フローラステークス 見解
2009.04.26 Sunday
<日曜 東京11R フローラステークス 芝2000M> ◎ アイアムネオ 今日は野暮用があり栃木県のもてぎという場所まで出かけので、予想は簡易で。明日の東京はオークストライアル。で、本命は◎アイアムネオ。理由は?戸崎騎手が乗るから。以上!しかし今日は天気になるといいなぁ、何せまだこの時期だと、あの辺は寒いからねぇ・・・ <日曜 京都11R アンタレスステークス ダート1800M> ◎ サトノコクオー ○ ワンダースピード ▲ メイショウトウコン 注 ダイショウジェット △ メイショウシャフト 一応こちらも重賞なので予想を挙げておきたい。本命は◎サトノコクオー。で、理由は?安藤騎手と藤沢厩舎の組み合わせだから。一応この組み合わせは2004年以降、ダートレースだと複勝率が60%近いので。上に挙げた馬は直近の指数が高い馬とコース成績が良い馬を書いてみた。この2つのレースと京都9Rアラマサローズの単複は買っておきたい。
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