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2023.07.13 Thursday
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アーリントンカップ 見解
2009.02.28 Saturday
<土曜 中山9R 水仙賞 芝2200M> ◎ モエレオフィシャル 前回は東京だったのでパスしたが、前々走で大変ありがたい思いをさせていただいたモエレオフィシャルが戸崎騎手を配してきて中山に戻ってきた。重馬場予想の中、母父トニービン産駒でしかも父親が重得意のゴールでヘイロー。ここで買わなくてどこで買うんだという話である。今年に入って最高の勝負になるかな。単勝、複勝でドカンと。 <土曜 阪神11R アーリントンカップ 芝1600M> ◎ マイネルエルフ 今開催の阪神競馬場の芝は、基本野芝の上ににイタリアングラスの洋芝をオーバーシードした状態で施行する事になっている。この休みの間に苗植による補修を行っているようでしかも一部の洋芝を追加播種し1月の中旬から全面シート養生をしている。今阪神開催の芝はかなり洋芝要素の濃い芝ではないかと推測している。そこで洋芝オーバーシードの本拠地・北海道で好走してきたマイネルエルフを本命に指名したい。元々アーリントンカップはロベルトの血が強いレースだけにマイネルエルフは狙いどころなのであるが、それに輪を掛けて今の芝状態、更に言えばデムーロ騎手に鹿戸雄一厩舎という何やら一発の気配漂う組み合わせ。ここは思い切った競馬を期待したい。 ※その他では元道営所属馬が大挙して登場してくる中山7Rは、8枠の2頭、プレミアムとエフテーダージーの2頭がひょっとしたらという淡い期待が。複勝は言うまでもないが、プレミアムは単勝も少しは抑えておきたい。中山のメイン11R千葉ステークスは、中山ダート1200Mの重・不良馬場では、劇走目立つストームバード系産駒であるサイボーグの一発に期待したい。本来ならスリーアベニューが狙いなんだろうが、出遅れ癖のある馬が1枠引いたのは苦しそうだなぁ。 白のリベンジ!
2009.02.27 Friday
日本が複合団体で逆転金メダル/スキー - スポーツニュース : nikkansports.com 新しい仕事から帰宅して、速攻で風呂に入り冷えた飯を食いながらテレビのスイッチをつけたらNHKBS7CHで、そこに写っていたのが世界選手権ノルデック団体。萩原兄弟が去ってから、ここ数年複合は、なかなか良い結果が出ていないのは、なんとなくは知っていたので、余り期待もせずに見ていたんだが…。 エースの高橋選手を欠きながら(流石の私でも高橋大斗選手が複合のエースなのは知っていた)前半のジャンプで5位と好位置につけた。お!やるなぁと思ってみたが、とは言え距離がなぁ・・・などと思っていたら、どうも勝手が違う。その昔日本チームが弱いとされていたその距離でトップの4チームを追う!そして追い詰める!!アレヨ、アレヨと言う間にトップに食い込み併走状態に。最終周回手前でジャンプトップのフランスが脱落、ノルウェーやドイツとデットヒートを演じながら、最終周回の最後の直線まで三巴の大接戦に!ラストの坂上でよもや優勝候補のノルウェーが真っ先に脱落、遂に最後の最後でなんとドイツを押さえて、まさか、まさかの大逆転勝利!いやぁ、深夜だと言うのに、思わず大声出して応援しちゃったわね まぁ理屈なしで、とにかく、選手の皆さんやチームスタッフの方々オメデトウ!!なんだけど、この結果を受けて明日から急にマスコミが複合団体チームに対してオリンピックで金メダルを!なんつー事を連呼しないで欲しいもんですなぁ。まぁそんな事よりも私の一番の心配は、来年から勝手にレギュレーションを変えられない事だったりね。ある日突然、日本チームが使っていたワックスが急に使えなくなったとか…、まぁとにかく約10年前に起きた悲劇がこの土壇場で繰り返されない事を祈るだけである。 個の強かさ イーストウッドの視座
2009.02.26 Thursday
イーストウッドの前作『硫黄島2部作』は、アメリカ映画史の流れからみた場合は歴史に名を刻む世紀の問題作ではあるのだが、映画そのものの出来はイーストウッドの力量からすれば最高レベルと言い切るには少しの戸惑いが生じる作品で、やや食い足りない部分があった点は否めない。 特に日本人視点で観た場合には前編の衝撃度合がなかなか共有出来ず、更に後編は軍を表層的に描きすぎているキライもあり、たぶんにキレイ事というか情緒的な部分がハナに付く事もあるのであるが、あの映画のポイントはアメリカ人が敵国サイドからアメリカを透かして見るところに大きな意味があるのであり当時の日本軍特有の問題にスポットを当てるが為に作られた作品ではない。イーストウッドはあの作品を作るに辺り当然ながらイラク戦争を始めとしてテロとの戦いに突き進むアメリカ政府への疑念が製作動機になっていた訳であり、壁の向こう側にある正義と壁の前の正義に優劣はないという信念に基づいた映画であった。 イーストウッドが今回製作した『チェンジリング』は、彼の作品のテーマである『個と組織』という対立軸を背景にして国家権力に立ち向かう個人の力の強さや健気さを静かに見つめる崇高な作品となっている。イーストウッドは80年代後半から自省するアメリカをテーマに据えたかのような作品を生み出し続けている。ジョン・ウエイン作品に代表とされるようなアメリカ的西部劇世界観を西部劇によってを完全否定し(許されざる者)、アメリカの伝統であるスタンダードジャズの世界に抗した孤高のジャズマンを描き(バード)アメリカ人が思い出の中に住まわせていた極端に美化された純朴なるアメリカ的社会観の幻影を痛烈なる現実を見せ付ける事で打ち消してみせ(ミスティックリバー)アメリカ社会に根付く福音派と呼ばれるような宗教原理主義に対して個の尊厳を問い続ける(ミリオンダラーベイビー)80年代後半以降のイーストウッドの作品はメイフラワー号以来、根拠無しながらも建国以来の国民的コンセンサスの上で成立している『アメリカ理想社会の共同幻想観』を全てぶち壊し、剥き出しのアメリカを曝け出す。 イーストウッドは今回の『チェンジリング』では、傲慢で卑劣な警察権力、そして国家権力の前に立ちすくむか弱き個人、しかも社会的に差別の対象であるシングルマザーに身を寄せて、その権力に立ち向かうその女性を包み込むようにフィルムを刻む。弱さと強さと愛くるしさの全てを表現する素晴らしきアンジェリーナ・ジョリー、そしてジョン・マルコビッチの芯のある演技が見事なアンサンブルを奏でる。そう言えばアンジェリーナ・ジョリーって元々こうした演技が出来る人だったんだよなぁ・・・と思わず昔の事(17歳のカルテ)を思い出させてくれる、イーストウッドの巧みな演出力を十分に堪能させて貰う。今回の作品はテーマと設定がシンプルな分、前作の硫黄島2部作よりも出来が数段に良く、『バード』、『許されざる者』から始まったイーストウッドによる“裏アメリカ合衆国史”映画の中でも『ミリオンダラーベイビー』と双璧をなす見事な作品だと思う。じっくりと映画を味わいたいと言う人には是非ともオススメしたい。 エンプレス杯 見解
2009.02.25 Wednesday
<水曜 川崎10R エンプレス杯 ダート2100M> ▲ パノラマビューティ ダイワオンディーヌ 馬券とは離れて(本来勝ち馬予想が馬券から離れるのは間違っているとは思うが)単純に勝ち馬の予想をするにユキチャンがヤマトマリオンを負かす可能性が高いと思っている。理由はユキチャンに特段の強調材料があるというわけでなく(ただユキチャンの川崎コース適性はかなり高そうなのは、関東オークスでの圧勝振りを思い出せば分かるけれども)ヤマトマリオンに不安材料があるから。まず一つ目は距離。指数的に1800Mよりも長いレースになると指数的に5〜10程度も落としている点がどうしても引っかかる。血統的にオペラハウスにノーザンテーストという中距離ベストの配合で2000M前後の距離が不得手の訳がないとは思うのだが、指数を見るとどうしても疑念が消せない。ただ相手は牝馬限定。2着以下に沈む事はないだろう。 さて馬券予想に入るが、言うまでも無く狙いは3着馬。候補は2頭。鞍上が魅力的な地方所属のパノラマビューティとダイワオンディーヌ。強調材料は中距離での指数が安定している点、特に御神本訓騎手鞍上のパノラマビューティーは、ここ2戦のレース振りが非常に安定していて、このメンツに入り3着狙いに徹すれば相当脈があると思っている。馬券的には2頭の複勝本線におまけでこの2頭をそれぞれ3着に組み込んだ変則三連単マルチで。最後に恒例のNetkeibaのCP予想を付け加えておきたいが意外にもコンピューターはユキチャン◎になっている。 ◎ 7 ユキチャン ○ 9 ヤマトマリオン ▲ 13 サヨウナラ △ 5 シスターエレキング 落陽
2009.02.24 Tuesday
東京新聞:日テレ地上波プロレス中継終了 継続はテレビ朝日系だけ:話題のニュース(TOKYO Web) ネットとは言え、東京新聞のトップニュースになっていたことに驚かされる。ついにこの時が来たか。まぁ細々と言いたい事は山ほどある。しかしそれを今さら言ってもせんない事だ。そもそも全日本プロレスが分裂をした時に本来ならば日本テレビにおけるプロレス中継が切られる筈だったのを、今泉富夫というプロレスラー三沢光晴を、そして人間三沢光晴に心の底から全幅の信頼を寄せ、そして全てを預けたある意味において三沢光晴を最も愛したテレビマンである、そんなテレビプロデューサーの熱意がそれを押しとどめさせた事実を、歴史を、今一度かみ締めてみる。サラリーマン人生を賭けてまで自社に対して身体を張って抵抗し、そして結果を残した今泉富夫が中継の現場を去った段階で、プロレス中継を日本テレビで放送する意味も意義も消えた、それは必然の流れであった。 現在番組を担当しているプロデューサーである梶田一郎、酒井基成の両名に今泉富夫の持っていた情熱を期待するほうが間違っているのであり、彼ら両名にしたら単なる担当している一つの番組が経費削減の中で無くなったというだけに過ぎない。スポーツ局所属のプロデューサーとしては、人気の無い番組の一つ、それは単なるビジネスの話でしかないし、今回の打ち切りに接しても、さしたる感慨はないだろう。自分の仕事をこなした、それだけに過ぎないし、それを悪く言われる筋も無かろう。編成局上層部に視聴率が取れない、経費がかかると現場のプロデューサーが言われたら、今の地上波テレビで放映しているモノには、如何なる反論は許されない。今の民放地上波テレビ局にアーカイブ的な位置づけでのテレビ、というものを期待するのは有り得ないだろうし、そもそも今のテレビ局の中に経営トップの判断に自分の地位まで脅かすハメになりながら異議申し立てを出来るプロデューサーなどいる訳もない。そんな幻影をテレビに求めるのは滑稽だろう。故に今泉富夫の存在は稀有であり、唯一であったのだ。その彼が現場にいなくなった以上、日本テレビのプロレス中継は事実上終了していたのである。言い換えれば新日本プロレスもテレビ朝日から松本仁司プロデューサーが現職から離れたときに同じピンチを迎える事になるかもしれない。しかしこの間の特番を見るにプロレスというコンテンツにアーカイブ的位置づけを持たせているテレビ朝日の方にはまだ何かが残っているかもしれないという淡い希望を感じるが。 この事態に陥りノアの中には、土下座して腹を切り裂く程の反省をしなければならない人もいるだろう。三沢という男に、余りに全てを委ね、そして甘えていた事を悔い改めなければならない男がいるだろう。プロレス団体において、テレビ中継がなくなったことは今の興行形態の中では殆ど死刑宣告に近い訳であり、年内にもノアがプロレス団体として消え去る事だって大いにありえる話だ。言い過ぎかもしれないが、来年の今頃には団体としてその跡形すらもキレイさっぱりと無くなっている可能性だって否定は出来ない。 一度絡んでしまえば、テレビと興行は一蓮托生の運命共同体であり、この関係が切れると言うことは死=団体の解散、倒産を意味するのは興行の歴史がそれを証明している。だからこそここ数年私は、この辺境にある当ブログでテレビと興行の関係をしつこいくらいに拘ってつらつらと書いてきたのである。プロレスの辿っている道は間違いなく他の興行、それは総合格闘技であり、プロ野球であり、サッカーであり、大枠で言えばオリンピックもそれに当たるだろうがそれらがみな、『いつか行く道』なのである。そうしたテレビにコントロールされた興行の行く末に待つものがいかなるものかは、今更言うまでも無いだろう。さて死刑宣告を受けたノアがこの後如何なる巻き返しを計るのか、正直に言えばノアのフロント内部の現状を見るにその巻き返しの可能性は殆ど0%に近いと思っているが、朽ち果てていくその姿を最後まで見届けるのも私のようなオールドプロレスファンとしての醍醐味でもあり、また殆どを起きないではあろうと思ってはいるが、奇跡が生まれるその流れをライヴで体験したい気持ちも微かながら持ってはいるが、実際の感覚で言うならそれは夢のまた夢であろう事も理解している。 私としては日テレが中継をしようがしまいが、いつも高レベルの試合を提供し続けてくれるノアの興行を観に行き続けるであろうが、そうした日々が出来うる限り長く続いてくれる事を祈るより他ない。今回の顛末を別の角度で見るならば、最終的に猪木は馬場に勝ったのだ、という問いかけが出来るのかもしれないが、今プロレスがこの日本で置かれている事態は、そんな感傷的で非現実の中に浮遊する空想話でない事は、プロレスの現場に身を置く者ならば、今更ながら言うまでもないだろう。思わぬ状況に置かれ箱舟が呆気なく沈むゆく中、日本のプロレス界にとっての最終局面がいよいよ目の前に近づきつつある気配を感じる。 恩讐の果てに
2009.02.23 Monday
さて私もレンタルビデオ屋から離れて2ヶ月経つが、昔の習性と言うか、どうしても雑誌などを見ては新作DVDの情報などに目が行ってしまう。その中で特に私が気になったのは今月松竹が80年代の名作、話題作を次々に初DVD化させ、リリースを始めた事だ。個人的に前からDVDでみたかった作品が数多くリストに入っていて今から楽しみでならない。80年代後半から90年代に掛けて松竹の映画部門は、確かに失敗も多かったが意欲的な映画作りを東宝や東映に先駆けて行っていて、丁度レンタルビデオの商売にのめり込んでいった自分にとって同じ時期に同じ時代の空気を吸って併走してきたという感慨もあり、非常に懐かしい思い出が残っている。 この時期に作られた松竹映画の一部が今までDVD化されなかったのには、ある理由がある。それは言わずもがな、かの有名な『松竹・大谷奥山戦争』の影響である。天下の松竹で世の中を騒がすお家騒動がおきたのは今から約11年前、1998年の年明け早々、ウィキペディアによると1月19日とある。この日に松竹は定例の取締役会を開き奥山社長と息子で専務だった和由を電撃的に解任し、専務だった大谷信義を新社長とした。そもそも松竹は創業者の大谷家を中心とする演劇・歌舞伎を中心とした保守派と映像部門を中心にしてハリウッドスタイルの映画会社経営を目指した奥山家との確執による内紛劇が長年続いていてそれが暴発した末の出来事が解任劇であった。この事件を境に松竹は大谷派が実権を握り映像部門は縮小を余儀なくされる。 この騒動で解任された奥山和由は、独善的な映画プロデューサーとの評価もあるが、その一方で北野武を始めとする数多くの優れた映画監督を育て上げ、尚且つ80年代に途絶えてしまった日本型大作映画を作り出し、そしてシネマジャパナスクプロジェクトを立ち上げ邦画の新しい製作・興行体制の構築を目指した野心的な人でもあった。今回リリースされる松竹の作品リストを見ると漸く松竹内部の長き闘争が終結したのかな?という気持ちにもなる。個人的に私の奥山への評価は未だ高く北野武の『ソナチネ』、今村昌平の『うなぎ』、黒沢清の『CURE』、原田真人の『バウンス ko GALS』という数多くの傑作を生み出した原動力となったその奥山の製作能力は改めて評価をしたい部分だと思っている。最近、彼も漸く元気を取り戻したのか、その名をいろいろなところで目にする機会が増えてきたが、そろそろ一発かましてくれないかなと期待しているんだが。 まぁ今更ながら奥山が松竹に戻る事はないんだろうが、今回リリースされる『226』などを見ながら、こんなすごいキャスティングの映画、今はもう見れないなぁとワクワクしながら、その一方で今の松竹にはこれだけのキャストを組む力は無いんだろうなとの寂しい思いを重ねつつ近所のレンタルDVD屋さんでレンタルして、自宅で愉しむ事としたい。因みに226事件に関しては、個人的には松本清張の「昭和史発掘」シリーズが一番楽しめるし、真実に近い気がするんだが、あれをそのまま映画化するのは難しいのかな?清張は226事件を数多くの史料と証言を元にしてその起きた理由を、世間で言われているような『貧困に喘ぐ庶民を見かねて蜂起した』という美しいモノではなく『陸軍内部の機密費利権の奪い合い』というドロドロとした結論に達していて、その説得力が半端でなかった事が印象深い。個人的には今の時代だからこそ、あの事件を今一度、違う角度で、と言うよりも松本清張的視点で洗い直す、と言うのも面白そうな気がする。
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