博打を、興行を、画面の中を、時々語ってみる
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天皇賞 展望
昨日の北海道2歳優駿は馬券的には悪くはなかったが中央の馬に勝たれたのは残念でならなかった。別に勝った馬の能力やレース内容にケチをつける気は微塵もないし、中央馬に勝たれても構わないんだが、何となくやるせない気分が抜け出せないでいる。

さてそんな気分のまま天皇賞を迎える訳だか先週以上に難解なレースになりそうだ。先週は諸条件が重なってまるで10年以上前の様なキッチリ3000M問われる菊花賞になったが、今週はどうなるのか?

血統と時計の関係でみると一般論として高速馬場で1分58秒前半を計測する様な澱みないハイペース&好時計にならなければサンデーサイレンス系産駒が上位を占めるパターンになる。今回のメンバーをみると強烈な先手主張する馬もいないし何よりもダイワスカーレットが出て来るのが大きなポイントになりそうだ。スカーレットが先手を取ると『スカーレットマジック』と呼びたくなる様な独特なレースペースになり典型的な先行前残りのパターンになる事が多い。休み明け初戦になる今回、流石の安藤騎手もいつもの様なレースに持ち込めるかどうか、不確実な要素がかなり強くなりそうなだけに戦前のレースペース判断は更に難しくなる。

当日の馬場状態、各陣営の戦略、枠順の問題に加えてスタートしてから騎手同士による駆け引きなど、いつも難しい秋の天皇賞だが今年は過去に余り例を見ない様な考え甲斐のあるレースになりそうだ。個人的には名手安藤勝己に全てを託したい気持ち半分、レースがぶっ壊れて目茶苦茶になる淡い期待半分、みたいな感じかなと。いずれにせよ極端に振れたレースになるとみているんだが、どうなるかなぁ…。当日ギリギリまで楽しみながら考えたい
17:48 競馬 comments(2) trackbacks(0)
北海道2歳優駿 見解
<木曜 門別10R 北海道2歳優駿 ダート1800M>

◎軸A モエレエキスパート

今春から始まった長き道営競馬2歳戦もいよいよ最終段階を迎えた。今日の北海道2歳優駿が終わると、ある馬は中央へ、ある馬は南関へ、ある馬は他地区へ、そしてある馬は地元に残り、それぞれがそれぞれの地区の優駿を目指して向かっていく。

既に南関東へ移籍したイグゼキュティヴ、最近走ったばかりのアンペアとイケノナイン以外のトップどころが全て揃った今回、馬券的な妙味は少ないけれども本当に道営の実力馬が勢揃いした楽しみなレースとなりそうだ。ワンダフルクエスト、モエレエキスパート、ナサニエル、マサノウィズキッド、モエレビクトリー、そして中央から数頭が参戦と、本当に興味は尽きない。

このレースの幹は馬主的な戦いの構図だ。単純に言えば『吉田家VS中村家』、つまりは社台グループと中村畜産の戦いという訳だ。こうなるとどうしても心情的には道営競馬のお馴染みである中村畜産に肩入れしたしまうのが私のいけないところだ。安価なマジックマイルズやゴールドヘイローの子供が超高額馬であるキングカメハメハやコロナドズクエストの子供達と互角に戦う、これが競馬と言うゲームの面白さ。まぁ多分人気になるだろうが本命に抜擢したモエレエキスパートはマジックマイルズ産駒。堂山厩舎に山口騎手、そして中村畜産というゴールデントリオにこそ盛り上がった今年の道営2歳戦を是非とも締めて欲しい。まぁ今更この馬について説明するまでもないが、とにかくこの馬のお陰で今年の夏、全ての陰鬱を吹き飛ばさせて貰っただけに、そのお礼も込めてこの馬の単複をシッカリと買って、今年の道営2歳戦をがっちりと締めたいところである。
04:19 競馬 comments(2) trackbacks(1)
TCKディスタフ 見解
<水曜 大井10R TCKディスタフ ダート1800M>

◎軸A シールビーバック
○ パフィオペディラム

私は日本中でパフィオペディラムの馬券を買った事のある人ベスト10に入る位にこの馬が出て来る度に馬券を買っている気がしないでもないが、今回ばかりは少し自重したい気分だ。何せ1番人気っぽいからなぁ…。

この馬が馬券的に面白い存在であり続けているのは結果を残しているのに思いの他人気を集めない点にある。じゃあ何故に人気を集めないかと言えば走りが安定していないからだ。絶好の条件と環境の下なのに凡走したかと思えば、今回は叩き台かなと見ていたら激走したりとその本性が未だに分からぬ気分屋のキマグレ女王なので、こちらとしては手当たり次第に買うしかないのだが、流石に今日は1番人気になりそうな案配。ここは単勝複勝は元返し程度に抑えて、軸馬は違う馬にしてみたい。

そこで狙いたいのが他地区から参戦のシールビーバックだ。元々は中央の準オープンで好走していた馬。所属変更後は地力で他馬を抑えてきた。南関遠征初戦になった川崎のスパーキングレディ賞はスタートに出負けし深めの川崎ダートにやられてしまい持ち味を発揮する前にレースが終わってしまったが、今回は鞍上に南関の今野騎手を配して来て態勢を整えて来た。人気薄い馬での相手絞り込んだ時の今野騎手は妙味十分。本線は複勝だが単勝もちょいと色気を持って買ってみたい。余裕があれば両頭とも7枠だけに枠連もしくは枠単で総流しと言うのもアリかな?
13:25 競馬 comments(2) trackbacks(0)
菊花賞雑感&天皇賞展望
今年の菊花賞はペースが速かった問題も大きいが、何よりも開催当週の芝のバランスが変わった事を改めて感じさせた。血統で馬券を買う人間としては、グレイソブリン直系の産駒が快勝したのはやはり特筆すべき事項だ。確かにここ数年グレイソブリンの血が入った馬が上位に顔を出していたがそれらは何れも父か母父のどちらかにサンデーの血を持っていた馬だった。今年の勝ち馬であるオウケンブルースリは5代内にヘイローの血を持たない。JRAの公式発表によると今年の菊花賞当日は去年よりも野芝の草丈が短く、洋芝の草丈が長かったがこの辺にオウケンブルースリ快勝のヒントがあるんじゃないか?と思っている。また上位に来た馬は何れも過去にPCI指数70近い数値で勝っている馬が多かった点も今回のレースの大きな特徴だった。個人的にレースのペース読みは最も不得手なだけに、今後ここを予想のポイントに据える事はないけれども、何となくの傾向だけは掴んでおきたい。

さて今週末は天皇賞。ジャパンカップを目指す馬にとっては通過点であり頂ではないだけに取りこぼしや波乱が起きやすいレースでもあるが、今年の場合、更なる不確定要素が絡み合い予想を難しくさせている。それだけに予想しがいもあるし楽しみも増える。まぁG1だから無理矢理金額を張って大振りする必要もないなと先週は改めて実感したばかりでもあるし、あまり気張らずにいい意味で適当に遊びながら楽しみたい。

因みに近5年でみると、単勝5番人気以下で複勝圏内を確保した9頭のうち殆どが父か母父にサンデーの血を持っているが、と同時に、父か母父にグレイソブリンもしくはニジンスキーの血を持つ馬が3頭ずついる。今年の登録メンバーで言うとアドマイヤモナーク、エリモハリアー、カンパニー、タスカータソルテ、トーセンキャプテン辺りには今から少し気をつけておきたい。個人的には特にトーセンキャプテンは母父がサンデーサイレンスだし面白そうな気がしているんだが・・・。
03:42 競馬 comments(0) trackbacks(5)
イン スクエア サークル  ノア武道館興行 雑感
一昨日は連続32時間勤務の果て意識が朦朧とする中、東京ドームに惹かれながらも日本武道館に行って来た。勿論丸藤vsKENTAを観に行くためだ。メインの試合は、見た者が背負ってきたモノによって評価が変わってくるのは、昨日隣りの席にいた一人で全日本プロレス史を編纂出来る程の酔っ払いプロレスマスターの含蓄ある解説を聞きながら納得する。私はメインの試合にケチなど付けようとは全く思わない。ベストバウト級の評価がされて当然の試合だと思う。個人的には少なくても21世紀に入ってから『最も美しいフルタイムドロー』だったと感じている。特に丸藤の凄さは、縦横斜めを縦横無尽に使い、そして更に我々の想像力の上を常に行くムーブを見せつつ基本に即したファイトスタイルを提示する。彼の凄さとは言葉にしがたい素晴らしさであり、その天才振りをこれでもかと満天下に知らしめた。

ただ個人的な偏見である事を断った上で一言言うなら何かが足りない…、いや全てはリング上に満ちているのだから足りないのではなく、一欠片何かが私の眼に見つからなかったのも事実だった。昨日のメインには、確かにプロレスの今があった。そして過去からの連なり、つまり伝統、歴史も感じられた。ただ唯一見つからなかったモノ、前回の対決の時にはハッキリと見えていたモノ、私が今回一番見たかったモノ。それはプロレスの未来だった。

隣席の酔っ払いプロレスマスター曰く昨日のメインは、二人に決められた時間を与えられたが故にそして状況や環境が揃い過ぎてしまったが故に、ああするしか無かったと言う見解だったがナルホドと納得するより他ない。私なりに例えて言うなら昨日のメインはフィギュアスケートで言うところのショートプログラムだったのでありフリースタイルでは無かったと言う事だろう。

昨日の試合は状況と環境の全てが揃い過ぎたがゆえに四角の中に円を描く作業をしなければならなかった。美しいドローだった理由は正にそこなのだ。でも、いびつでもいいから自由に円を描いて欲しかったなぁ、と言う私の勝手な願いはまだまだこの先に持ち越されたかなと思っているが、時間が少し経った今、ふと思う。まだその夢を見るのは今で無くても良かったのかなと。優れたオリジナルは模倣と継承から始まる。今、丸藤とKENTAの二人は、漸く未だ誰も立ったことのない約束の地を目指してそのスタートラインに立ったのかもしれない。

最後に。和田京平がイイワルいと言う話とは別に、今の日本プロレス界において最も優れたレフリーは西永である事を再確認させて貰えた事も申し添えておきたい。
03:00 格闘技 スポーツ comments(3) trackbacks(0)
菊花賞 見解(簡略版)
取り敢えず生きています

<日曜 京都11R 菊花賞 芝3000M>

〇 ホワイトピルグリム、メイショウクオリア

これから店舗の後片付けなのだが一応予想を上げておこう。で、手短に結論を書くと、三連複軸ならば◎スマイルジャックでいきたいなと。ダービー馬がいなければ素直にダービー2着馬を取ってみていいんじゃないかな。まぁハーツクライ的な大惨敗を喫する可能性は否定しないが、最近菊花賞に出てきたダービー2着馬はそれなりの結果を残している。3,4着争いでギリギリ紛れてくれればラッキーだ。

複勝穴には週中に触れたサドラーズの血を持つ馬からホワイトピルグリムを取りたい。サンデー系からは京都芝に抜群の適性を誇るメイショウクオリアを。この2頭の複勝を抑えるのを前提にして、(口座に)余裕があればスマイルジャックからこの2頭を経由した三連複総流しなどで遊んでみたいな。もしも馬券を買える時間があればの話だが。
10:55 競馬 comments(2) trackbacks(2)
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