博打を、興行を、画面の中を、時々語ってみる
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フォーティナイナーズ サン賞 展望
<火曜 旭川10R フォーティナイナーズ サン賞 ダート1000M>

◎軸B モエレアイドル

今日行われる道営2歳のオープン戦は馬券的には面白みがない少頭数のレースだがレース内容には目配せを。

注目しているのはモエレアイドル。ゴールドヘイロー産駒の牝馬。時計は平凡ながら前走の走破内容がナカナカ見どころ十分で、もしかしたら遅れて来た大物と言う可能性がなくもない…まぁかなり薄い可能性だが。やや先物買いの感はなくもないが、ここは思い切って狙ってみたい。
18:04 競馬 comments(3) trackbacks(0)
胸騒ぎの火曜日
先程株屋をやっている友人からの悲鳴メールが来たが、彼でなくても今回の事態が尋常ならざる事だと言うのは良く分かる。

昨日深夜にBBCやCNNでは通常編成を止め緊急番組編成を組みブレイキングニュースとして米国下院にて金融安定法案が否決された事を慌ただしく伝えていた。同じ時間、日本にあるニュース専門チャンネルは通常ニュースのリピート放送をしていたが、これじゃあニュース専門チャンネルとして何の用もなさないなと思う事しきりである。

現実問題として東証の前場も大幅に下げている訳だし、そもそも1999年辺りから日本の経済構造は国策として内需から外需重視(言い換えれば内需無視)に切り替えが起きている訳で外国、特に米国への依存傾向は過去最大と言っても過言ではない状況になっている。米国の金融問題は日本に直結すると言うよりも、日本が持つ米国債の保有数を考えればある意味一心同体でもある訳で極めて大事なニュースだと思うんだがなぁ…

小泉政権が推し進めた『構造改革』は、結果的に田中派経世会が完成させ、彼らの力の源泉でもあった日本特有の村社会的利益再分配システムをぶち壊したが、それに変わる利益再分配システムを用意せず『自己責任』と言う言葉を都合良く使い政府としての責任を放棄したが故に現在の惨状を招いている。大企業の法人税は減り続け、各種の規制は緩和されたが、規制には社会的意味合いと経済的意味合いの2つがあるにも関わらず経済的意味合いだけが優先された。その結果、それら緩和策は、企業のコスト削減手段にばかり作用して、国内の労働環境やインフラは自由化、民営化の名の元で劣悪化した。そうして企業はコストを減して自国以外で儲けては内部留保を貯め、それらが再分配される事は無かった。結局『構造改革』は結果的に利益再分配システムが、田中派経世会が編み出した村社会的なものから、実体を伴わない金融資本を背景にした資本を持つ企業達に変わっただけだったのかもしれないが、まぁそうした私の感覚はどうでもいいとして、こうした社会背景の変化に日本のニュース媒体が追いつけていないのを見るに付け、何となく漠然とした不安を感じざるを得ない

13:29 一般 comments(0) trackbacks(0)
スプリンターズステークス 展望
先々週、先週と馬券的には悲惨な事になっている。特に土曜日がねぇ…。まぁ分かっていて買っているんだから青木騎手の事を責めても仕方ないんだが、俺もどうかしていたな…少しやり過ぎたと反省。オールカマーはオールカマーで週の頭に考えていたキングストレイル軸を自分が余り信用していない競馬記者と同じだからとか言う理屈に合わないツマらぬ理由で変更して痛い目に合ったりとここ数開催どうもピントの外れた予想ばかりで、G1が近いのに少々不安になってくる。

さてそんな中でスプリンターズステークスを迎える訳であるが、このレースを考える上で前提として頭に入れて置かなくちゃいけない事は暮れにやっていた時と環境が違うと言う点だ。

その違う代表がローテーションと芝質の問題になるかなと。ローテーションの問題についてはいつも当ブログで触れている話なので割愛するとして、芝質に関しては改めて書いておく。この9月の中山開催は芝に特徴があり他開催時に比べて野芝が強めに出る馬場になっている点を抑えなくちゃいけないと思っている。

過去の連対馬の血統を見てみると先行脚質の北米ダート血統、差し脚質の日本的血統と言う如何にも野芝的な傾向が見て取れる。例えコース実績がなくてもそうした血を持つ一本調子のスピード馬や泥臭い追い込み&差し馬には目配せが必要だろう。昨年は天候不順で馬場が荒れ過ぎて、差し馬全滅になったが、今年はどうなるか。今週の天気を見ながら馬券予想を組み立てたいなと思っているトコロだ。
13:04 競馬 comments(12) trackbacks(0)
日曜日の競馬より 東西重賞見解
今日は横浜と散々迷った末に結局代々木行きに決めたのを今になりやや後悔しながらも時間も差し迫ってきたし出掛けなくちゃいけないので競馬の予想は手短に。

<日曜 中山11R オールカマー 芝2200M>

○ シャドウゲイト

いろいろとケチを付けようとしてアラを探してみたんだがなかなか思うように見つからず。やっぱりマツリダゴッホの軸は堅そうでそうなると複勝的に美味しい馬券もなかなか発生しない訳で…。だったら素直にマツリダゴッホを1着付けにした三連単馬券を買った方が楽しめそうなのでここは2、3着馬を探す事にしたい。

そこでマツリダゴッホの相手本線に抜擢したのがシャドウゲイト。週中の見解で触れたようにリファールの血を持つ馬の劇走が目立つのがこのコースレイアウトの特徴。まぁ“終わってしまった”可能性は否定出来ないが、極端な能力減衰をしていなければどうにか2、3着にしがみついてくれないかなと。先行脚質と中山との相性の良さを活かしての粘り込みに淡い期待を。

<日曜 阪神10R 神戸新聞杯 芝2400M>

○ ミッキーチアフル

去年このレースで明らかに距離が長いと思われていたドリームジャーニーが後方から一気に差し切ったのを思い出すと今年もディープスカイが連軸不動に思えてくる。単勝でこのまま2倍以上付くなら素直に単勝1本で、といきたいが、そうは上手くは転ばないだろう。やはり馬券は少し捻りたい。

こちらもディープスカイの相手探しを中心に考える事に。で、本線に抜擢したのはミッキーチアフル。本当なら父サンデー母父ノーザンテーストという配合馬がいれば、コースとの相性ドンピシャなので迷う事なく選びたいのだが、残念ながら今回のメンバーに条件合致馬はおらず。ならば次善の策を取りたい。ミッキーチアフルは芝2000M以上のレースでサンデー×ノーザンテーストが上位に来る時、一緒に来やすいロベルト&リファールの血を持つ馬。現に阪神芝コースで好走歴もある。

因みにこのレースでは新潟の条件戦を快勝したオーケンブルースリが人気を集めているが、ミッキーチアフルも古馬混合の条件戦(1000万下)を勝った事は変わらぬ訳で期待値を考えたら、こちらを買う方が楽しめそうなのは間違いない。トライアル得意の音無厩舎だけにここがメイチの勝負になるんじゃないかな?まぁダービー2着なのに人気がないスマイルジャックも気になるんだが遠征競馬が気になり迷いが消せなかったので、今日はこちらを上位にとってみた次第だ。
13:15 競馬 comments(0) trackbacks(0)
追悼 ポール・ニューマン
評価:
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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥ 1,380
Amazonおすすめ度:
正義への飽くなき執念
法廷ドラマの傑作と同時に後期のポール・ニューマンの代表作
ポールニューマン主演の映画に「評決」という佳作がある。落ちぶれたアル中の弁護士が一念発起して医療裁判に立ち向かうというよくある話しだが、全体の印象はそんなに勇ましい威勢の良いアメリカンドリームに満ち溢れた話ではなく、苦みばしった人生の黄昏感が全編に横たわる大人達の苦渋に満ちた物語だ。

この映画が何よりも素晴らしいのはそのオープニングシーンだ。窓の外には枯れ葉が舞うバーの片隅、ワナワナと震える手でワンショットグラスでスコッチを引っ掛けてピンボールに興じる初老の男の姿を何の音楽も流さずに、容赦なくただただずっと映し続ける。文章にしたら何枚も何文字も費やさなければ表わし切れないその男の置かれている状況をその絵だけで全てを語ってしまう。ワンショットのフレームの凄さ、これぞ映画の醍醐味である。

ポール・ニューマンは長年アカデミー賞から見放されていた名優であるが、老年に差し掛かった82年に、最後の勝負とばかりに渾身の演技を見せたのがこの「評決」だった。この映画の演技により彼は通算6度目の主演男優賞にノミネートをされる。監督はニューマンとは盟友でもあり名匠であるシドニールメット。周囲のそして己の期待に応えニューマンは枯れた味わいある最高の演技を見せた。ただニューマンにとって不運だったのは、同じ年にアッテンボロー監督の大作「ガンジー」が公開された事であった。「評決」は主要5部門にノミネートされたが殆どを「ガンジー」にさらわれ唯一大丈夫かなと思われた脚色賞まで、これまた名匠であるコスタ・ガブラスの社会派サスペンス映画の傑作である「ミッシング」に取られ無冠に終った。この年は「ソフィーの選択」や「愛と青春の旅立ち」など名作が数多く公開され、特に社会派映画の当たり年で、いろんな意味でツキに見放された感があった。

因みに翌年のアカデミー賞では主演男優賞にロバート・デュバルが選ばれているが対象作品は「Tender Mercies」という最近になって漸くDVD化されたが日本では劇場未公開の地味な映画であった。言うまでもなくデュバルも名優には違いないし、この「Tender Mercies」は非常の面白い映画なのだが、それでも「評決」が翌年に公開されていたら間違いなくポール・ニューマンが最終週主演男優賞を受賞していたであろう。

しかしながらニューマンはこれを期にアカデミー賞には以前ほど頓着しなくなったらしく自分の趣味でもあるカーレースや調味料の副業に力を入れ始め本業では予算の余りかからない地味な映画や逆に賞とは無縁のエンターテイメント溢れる作品の出演に傾斜していった。トコロが運命とは分からないもので3年後のアカデミー賞にて「ハスラー2」といういかにもハリウッド的な「名作のパート2」というエンタテイメントの極みの様な作品で主演男優賞に7度目のノミネートされる。本人はこの作品が対象で男優賞を受賞する事など有り得ないと思ったらしく、また過去は全部式に出て受賞できなかった事もありゲンを担ぎ自宅で待機していたら、…神様は残酷な悪戯をするもの。アカデミーには殆ど出席していたポールニューマンが、わざわざ欠席したこの年に限って受賞してしまう。待ち焦がれていた時には受賞できないで、無理だろうと諦めていた時にヒョッコリと取ってしまう。まぁこれが運命と言ってしまえばそれまでだが何ともニューマンらしいエピソードだった。しかし私はやっぱり「ハスラー2」よりも「評決」で取って欲しかったし、取るべきであったと今も思う。今夜、今一度見直し、ニューマン珠玉の演技に浸る事にしよう。

<2003.7.10、2006.1.19のエントリを再編集して再掲した>
03:03 レビュー comments(3) trackbacks(1)
土曜日の競馬から
<土曜 札幌11R TVh賞 芝1200M>

◎軸A ヴィヴァチッシモ

明日の勝負は言うまでも無くこのレース1本になる。単勝厚めにした単複1本勝負だ。青木騎手鞍上時には3戦1勝2着1回、ここは青木騎手が乗るという事で敢えて大きく狙ってみたい。この馬が極めて乗り難しい馬なのは、過去の馬柱を見れば分かるように名手と呼ばれる騎手が乗っても全く結果が伴わない事から見て良く分かるかと思われる。1000万下では2着3回と力が足りていない訳ではない。ただどうも脚の使い方が難しいらしく脚を余したり、その逆に垂れてしまったりと歯痒い競馬が続いている。06年度栄冠賞勝ち馬としてここいら辺りでどうにかクラスの壁を突き破って欲しいところ。安藤騎手や武豊騎手に出来なかった事を青木騎手に託すのは大変心苦しく、どうにも無茶な相談なのは承知の上で、ここはドカンと大きく勝負したい。
03:55 競馬 comments(9) trackbacks(1)
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