博打を、興行を、画面の中を、時々語ってみる
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傷痕の天皇賞
今週末は天皇賞。レース的にはサクラローレルがナリタブライアンを封じ込んだ時が思い出深いが、馬券的には何と言ってもスズカマンボの勝った年が強烈に胸に刻まれている。この年は今年同様軸馬不在の混戦模様だった中で3連単馬券が導入されて間もない事もあり皆で大穴狙いに走っていた感じだったがとにかくこの年の馬券は私に取っていろいろな意味で強烈であった。

これを説明するには当時私が置かれていた経済的立場に触れないとならない。丁度この頃新規店舗用に数年前に借入した大口融資の返済が漸く終った直後だった。大口融資の借入期間中の私の馬券は我を忘れて一発返済を願っては無理筋狙いの大万馬券ばかりに走っていた。私本来の馬券の買い方は単勝複勝中心でワイドまたは馬連で抑えるパターンなのに、完全に自分の馬券購入スタイルを見失っていた訳である。特にG1ではいつもより単複購入者が増えるので(しかも大口購入も増えるので)想定よりも単複の回収率が高めに収束する事もあり、ドカンと勝負!する事が多かった位だったのにね。因みにこのスタイルになったのはG1で穴馬は買っているのに人気の軸馬を無理矢理に消して痛い目に合う事を繰り返していたからで(特に97年頃)その反省から買い方をチェンジした訳である。期待値最重視主義に変わったのはその辺の時期になるかな。勿論ターゲットの進化と共に私の馬券の買い方は変わり続けているとも言えよう。

さて話は当時に戻るが、その年の天皇賞は借金返済の目処もついたので、前のスタイルに戻そうと意識的に臨んだ。それがある意味では成功し、ある意味では大失敗だったのである。同じ単複買いでも数点に張る場合と1点にドカンと言うパターンの2つがあるのだが、この年の天皇賞は天候と馬場が不順で私のインチキ血統予想にとって一番厄介な状況だった。いつもならこういう時は適当に流して買うか三連複でパラパラ遊ぶかにして大勝負は避けるのだが、目の上のたんこぶだった大口借金を返したと言う高揚感と直前に長期延滞金を回収して臨時収入があった事もあり、更に変なリセット願望もあったりしてどうしても単勝か複勝での勝負、しかも1点ドカンとに固執してしまった。(それがミスだった)実は事前ではスズカマンボも穴馬として注目していて、前日に買おうかなと一瞬だけ考えた三連複馬券では軸馬の1頭でぶっちゃけ当たり馬券に相当する買い目も入っていたのだが…。

レース当日は目まぐるしく変わる天候と馬場状態、そしてオッズに幻惑され、気がついたらアイホッパーの単勝か複勝かどちらにするかと言う前日は考えにもなかった二択を延々と考えると言う状況に陥り、更に投入金額も迷いに迷い…と土壇場まで迷走し、終わって見ればアイホッパーの複勝5000円という何とも中途半端な馬券になった。

まぁ結果的に当たるには当たったのだが、ある時点ではアイホッパーの複勝5万円買う予定があり、当たっていた三連複を1000円買う予定もあったり…。長年競馬をやってきて馬券が当たって悲しくなると言う経験はこの年の天皇賞のみ、自分の優柔不断さを自分で呪うより他ないのだが、悲しいかなこの年のG1はこれがトラウマになったのか、事前予想を変えられなくなり撃沈につぐ撃沈を繰り返し悲惨な状況に…。この年の春・天皇賞は、私が競馬をやる限りずっと忘れられないであろう事は間違いない。今年は自信も拘りも時間もそして資金もないのでこういう時は適当に三連複で流す事にしている。まぁ少しでもかすってくれれば御の字ですな。
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15:26 競馬 comments(3) trackbacks(2)
しらさぎ賞 見解
<火曜 浦和10R しらさぎ賞 ダート1400M>

◎ メジャーロマンス
〇 パフィオペディラム

兵庫チャンピオンシップは流石に荒れそうに無いので馬券はパス。因みに札幌で開幕した道営2歳戦は能力試験で1番時計を出していた角川厩舎のイケノナイン(父ジュリ)が快勝。母親のピンクジュエルも角川厩舎にいた馬で厩舎としてもゆかりある血統馬であるが、とにかくテンが早い馬だけに今後も活躍しそうな気配。早速チェックしたい馬が出てきた。この馬はある程度走りそうな気がするなぁ、栄冠賞辺りで少し負けてくれて、中央のラベンダー賞辺りで穴でも開けてくれればなと淡い期待を

さて直近の馬券的には浦和を買ってみたい処。今日のメインは牝馬重賞となるしらさぎ賞だ。私の好きなパフィオペディラムが出るのに本命が違うと言うのも珍しいのだが、何せ引いた枠順が悪すぎだ。昔みたいに(=道営時代)先行してくれればいいけれども左海騎手はこの馬を先行させる気は無いようなので、そうなるとこの枠順は浦和の1400Mでは最悪の状況である。そこを見越して今回に限って先行するのでは?とも推測できるんだが、まぁ私の知る限り左海騎手という方は、あまりそういう事をされる騎手ではないので、今回は泣く泣く本命から外してみたい。で、代わりの本命を浦和と絶対的な相性を誇るベルモントノーヴァとしても芸がないので、間違いなく先行するであろうしぶといメジャーロマンスを取ってみた。相手にはベルモントとパフェは押さえつつ、Bクラスではサウンドイモンを引き千切った事もあるセレブサンディ、川島厩舎の秘密兵器かもしれないアストリッド辺りが面白そうだ。大穴は距離が1400Mに短縮されて変わり身見せそうなシーホアン。流石に三連単は点数増えそうなのでここは三連複辺りで上手く流してしとめてみたい。
17:00 競馬 comments(1) trackbacks(0)
天皇賞・春 展望その1
02 マンハッタンカフェ
03 ヒシミラクル
04 イングランディーレ
05 スズカマンボ
06 ディープインパクト
07 メイショウサムソン

近6年間の天皇賞勝ち馬は、上にあげた通りだ。これを2着、3着馬まで広げるともっと分かり易いが最近の春・天皇賞はディープインパクトみたいな断トツの馬が出てくる場合は別として紛れのおきやすい波乱要素の高いレースと見たい。スズカマンボ、 イングランディーレ的な一発屋が勝ってしまうレースだという認識の上で予想を組み立てようとすると、今年登録してきたメンバーを見つめ直すと・・・データにだわると全くだめになりそうな予感がする。イレギュラーなレースを予想する時は騎手で買えというセオリーがあるけれども、又してもそこに拘るとねぇ。ま、とにかく難しいレースになりそうだ。確かに血統的に面白く見立てれれば、父サンデー系軍団vs母父サンデー系軍団という対決構図になるかなと思うけれども、ペースが激しく緩めばそんなの全部吹き飛んじゃうし、最近はその辺の読みが尚の事難しく。まぁ難しい難しいとばっかり言っていても始まらないけれども、無い知恵振り絞って1週間かけて考えたい。因みに単勝5人気以下の馬で連対、複勝を確保した馬の種牡馬系統は以下の通りだ。

1位 SS
1- 0- 2- 1- 1-21/26
2位 Hampton
1- 0- 0- 1- 0- 0/ 2
3位 Lyphard
1- 0- 0- 0- 0- 3/ 4
4位 Roberto
0- 2- 0- 1- 1- 6/10
5位 Mr. Prospector
0- 1- 0- 0- 0- 2/ 3

まぁここから傾向を読み取ろうと思えば出来なくは無いけれども、正直言うと京都競馬場で行われるG1は血統よりも何よりも当日の馬場状態もっと言えば芝の状態が最大の読み所になる。何せあそこの競馬場はレ−ス当日の朝に芝の草刈りやって黙っている凄い競馬場なので当日まで何が起きるか、お楽しみに。何せ前日と当日ですら馬場が違う事があるんだからねぇ、まともに予想なんか出来るんかな?
03:53 競馬 comments(1) trackbacks(0)
そして、全てが報われる
北村騎手とは相性が良くないんだがたまには違う事もある♪桜花賞同様、期待値確保出来るなら馬連総流しが無難な馬券だと実感する。そしてもう一個の重賞であるアンタレスSは、やや悔いの残る結果に。いやぁ、もう一度ドイラゴンファイヤーを信じておけば良かったのか。やっぱり23回やられた位で諦めてはいけないね。未練たらしくベタベタ付き纏う。狙い馬はストーカーのごとき追い続けなくてはいけないなと反省である。

さて今日は唯一残ってくれているバイト君の好意に甘えて九段下まで出かけてきた。今回のノア武道館大会は、普段着過ぎるマッチメイクで行われ集めた観客は公式発表で約1万人強。やや寂しい客入りだったが、興行内容は水準をクリア。だた最近ではドラゲーでも組まない様な長期巡業の最終戦らしく、選手はみな満身創痍状態だったのが印象的だった。特に三沢は相当体調が悪かったのが入場時から見て取れた程。しかしこうした選手の頑張りの甲斐あってか懸案だった地方の観客動員は良かった様だし、若手選手がやりたかったタッグリーグ戦を脱落者無く完走出来たのは、参加した若手選手にとっても良い経験になったんじゃないかな。

さてメインで勝ってリーグ戦を優勝した彰俊バイソン組だが三沢のバッドコンディションもあり試合内容はややあっさりだったものの試合終了後のマイクが素晴らしく会場に残った観客から手厚い祝福を受けていたのは良かった。所属になってからややツライ仕事が増えていた彰俊、ノア設立当初から参戦しファンからの支持を受けていたバイソン。苦労人二人が最高の形で報われたのは何よりだった。そして潮韻箘貌のなどの若手選手の試合振りや立ち振る舞いを見るにつけノアの未来予想図は明くなりそうな予感が漂う。小橋も随分回復しているみたいで前回武道館のときよりも膝が相当良くなっているようだ。小橋は腎臓の問題よりも膝のほうが気掛かりだったのでね。

さて首都圏で次のノアのビックマッチは6月の横浜文体になる。彰俊バイソンVS丸藤杉浦は手が合いそうだし、前にやった時もいい試合だった。それに丸藤杉浦というタッグチームは、現在の日本プロレス界において最も受け身を見栄え良く美しく、そして上手く取れる素晴らしいチームだけにこの試合は面白くなりそう。是非とも会場でみたいなぁ。ただ見に行くに当たっての最大の問題は、その頃私がどういう職業に就いているかになる・・・2ヵ月後か・・・何やってんのかなぁ?
03:59 格闘技 スポーツ comments(6) trackbacks(0)
日曜日の競馬から 重賞展望
帰宅後、速攻でJRAレーシングビューワーを見る。ストロングライデン、シンガリ負け。ガッカリである。今週は打ち止めかなぁ。日曜日は仕事−武道館−仕事という久し振りのサンドウィッチ状態になる。病み上がりだというのに体力持つかしら?

<日曜 東京11R フローラステークス 芝1800M>

◎カレイジャスミン
〇テイクバイストーム

今日に限らぬが春の東京競馬の1,2日目の芝レースは1400Mはミスプロ系、1600M以上ではサンデーサイレンス系やロベルト系などのターントゥ系産駒が人気の場合そのまんま上位を占めることが多い。特に馬場改装後その傾向は顕著に現れているが、軸馬を取るならやはりターントゥ系で、できればサンデーサイレンス系の馬を取りたい処だ。因みに穴馬傾向が強いのはサドラーズウェル系で今回〇にしたテイクバイストームが唯一の該当馬になる。流石に全3走を見るとオープンじゃ無理かなとも思うけど、穴を開ける馬は得てしてこういう馬とみたい。複勝で拾えたらラッキーかな。軸馬に取った◎カレイジャスミンは父がサンデー系で母父がサドラーズウェルズ系と強い血筋を2本持っているのが強みだ

<日曜 京都 11R アンタレスステークス ダート1800M>

◎メイショウトウコン

ダート重賞を買う時は私なりのセオリーがあって、それは格を重視する事。もっと平たく言えば重賞レースでの着順最重視という事だ。今回の参戦メンバーで見ると、近5走(1年以内)で、重賞レースを勝っている馬はナナヨーヒマワリ、メイショウトウコン、ドラゴンファイヤー、チャンストウライ、そこにG1複勝圏内を確保しているサンライズバッカスを加えた5頭。軸馬はこの中から選びたい。まぁ馬券的には素直にこの5頭のボックスでもいいのかもしれないが。

一応軸馬に指名したのはメイショウトウコン。典型的な差し馬で先行有利でフィフティーワナーが逃げるゴーマイペースで届くのかしら?という疑念はあるのだけれども、京都ダート1800Mが強いロベルト系でもあるし、本当ならロベルト系ブライアンズタイム産駒であるドラゴンファイヤーから行きたかったのだがどうも近走がねぇ・・・。同系統のゲイルバニヤンは格が足りず軸馬には押し切れず。まぁ不安あるけどメイショウトウコンから、自信無いので少額でパラパラと。

<日曜 東京 5R 3歳500万下 芝1400M>

▲ネイチャーグロウ

狙い続けている元道営馬。深夜4時段階で3人気なんでビックリ。私が単複買っていた前々走の走りの内容が評価されているからなのかな?あの時来てくれていればなぁ・・・。ちょっと人気し過ぎなのがイヤなんで買うにしても少額で。

<日曜 東京 6R 3歳500万下 ダート1300M>

▲シグナルパス

狙い続けている元道営馬。深夜4時段階で・・・(以下同文)こちらも人気かぁ。まぁ人気になってしまった場合は元道営馬とは言え余り積極的に買う気にはなれず。少額でチョロチョロと。

<京都 10R 橘ステークス 芝1200M>

◎メスナー
▲ゼッタイヒルマン

狙い続けている元道営馬・・・(以下同文)って、今日は狙ってきた馬が出て来るのはいいけれども全部人気かいな。少し、いや相当モチベーションが下がっております。そこでゼッタイヒルマンをピックアップしたんだけども・・・こちらは冬場に2回走った京都での内容を見ると・・・なんだけども季節も春に替わり、もしやの期待を込めて。
04:15 競馬 comments(6) trackbacks(0)
土曜日の競馬から チェック馬確認
<土曜 東京7R 3歳500万下 ダート1600M>

◎ストロングライデン

扁桃腺が腫れようが、声が出なくなっても、喉の痛みでモノが食べられなくなっても、熱が上がり続けようが、腰痛が酷くなり立てなくなろうが兎にも角にも何が何でもしなくちゃいけないのは、明日仕事に行く前にストロングライデンの単複馬券を買う事だ。栄冠賞3着馬、今野騎手は水曜日に羽田盃で自信満々に後ろに構え過ぎて乗り、大切なG1を取りこぼしたが、本来は積極的な競馬が得意な騎手。ここで是非とも前々での競馬を希望したい。

<土曜 福島11R 福島牝馬ステークス 芝1800M>

◎ショウナンタレント
〇ニシノナースコール

前走はあくまで叩き台。元々サンデーサイレンスの血が強いレース、地力上位のショウナンタレントでいいんじゃないかな。またノーザンテーストの血を持つ馬もこのレースでは良く走る。そこでニシノナースコールを取り上げてみる。前走13着だが1着とは0.6秒差だけに、見た目ほど悪くは無い。前々走ではダート重賞だったが3着に来ている様にまだ能力は枯れていない筈。ここはこの2頭を中心に考えたところだ。

因みに東京のメインには我が菊花賞の本命馬アルナスラインが出てくる。荒れなさそうな感じだが、穴狙いなら相手にセンカク辺りはどうかな?
02:27 競馬 comments(0) trackbacks(0)
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