博打を、興行を、画面の中を、時々語ってみる
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豪腕よ…
正直、参っている。昨日聞いた小橋の病気。昨日の夜に日本テレビのスポーツニュース番組見ていたら何故だか涙が止まらなかった。身内でも、知り合いでもないのに、メチャクチャ参っている。確かに私は過去に本当に大切な近しい人を同じ病で亡くしているだけにこの病気の怖さが身に染みている事もある。でもね、どうしてかな。こんなに悲しい気持ちになるのは。自分の周辺で最近死を感じる出来事が増えつつあり、実感としての死を掴みかけている、そんな齢を重ねて来ている事も大きいのだろう。

そしてやっぱり自分が精神的に凹んでいる時小橋の試合見て興奮して感動して明日への生きる糧にしてきた過去が重いのだ。私は知らぬ間に小橋のプロレス人生に自分自身を投影しオーバーラップさせて見てきたのだろう。このニュースを聞いてから徐々に自分の一部分が喪失していくような感覚に捉われている事を自覚している。それにしても…もしかしたら、もう二度と小橋のプロレスを見る事が出来なくなるかもしれないなんて…それは余りにも残酷だよ。

でもね、ランス・アームストロングの事もある、競馬の世界では、松永騎手や田原も片腎摘出して頑張っていた…。でも正直プロレスの場合には…片腎摘出してしまえばリングに戻るのは…。悔しい、本当に悔しい。なんで小橋なのよ、いや、だから他の人間だったらいいのになんていている訳じゃないですよ。でもね、どうしてよと。なんだか上手く文章もまとまらないので今日はこの辺で。
03:33 格闘技 スポーツ comments(14) trackbacks(0)
無題
今日は個人的にかなりショックな出来事があった。この世に神様はいないのかと恨みたくなる。私とは縁もゆかりもない赤の他人の方に起きた出来事であるが、とにかくその無事を念じずにはいられない。

<font size=5 color="#0000ff">小橋よ、戻って来い!</font>

リングの上にでなくてもいい、とにかく、とにかく戻ってきてくれ
20:56 格闘技 スポーツ comments(2) trackbacks(0)
コンダクター
翌日午前中から用があるにも拘らず完徹状態で最後まで見てしまったが一昨日行われたフランスvsスペインは、間違いなく現時点での今大会ベストマッチ思われる凄まじい激闘だった。目まぐるしく変わる攻守、お互いの意地と意地とのぶつかり合い、極限の技術力の応酬。最初から最後まで1秒たりとも弛緩しない素晴らしい緊迫感溢れる試合展開に痺れた。

確かに事前から好ゲームを期待されていたが、その通りになるというのもなかなか難しい事、本当に良い試合になって何よりである。しかしそうした事前の盛り上がりに水を差す事無くその要求に見事に応える形にとなった大きな理由の一つにレフリングの素晴らしさを挙げたい。

今大会も前回大会同様、審判のジャッジメントに関しては何かと話題になっているが、この試合のレフリーを勤めたイタリア人のロッペン氏の采配は実に見事だった。サッカーのレフリーをオーケストラの指揮者に例える向きもあるがそれが良く分かる素晴らしいタクト振りであった。カードを出すのも最小限度にとどめ、必要以上に笛を吹かずアドバンテージを認めつつも、悪質なファールには毅然とした態度で臨む。素晴らしい試合の影には、素晴らしきジャッジありという事であろうか。

しかしアグレッシブなスペインの攻撃サッカーは見ていて飽きないし、欧州予選、そして予選リーグとはまるで違うフランスの素早いサッカーもこれまた素晴らしく、両者が真正面からぶつかった形になった好ゲームも、最後にはジダンのスーパーゴールで止めを刺したフランスが勝ち上がり、運命のダイスは1998年フランス大会決勝のリマッチとなるフランスVSブラジル戦をマッチメイクした。

さて話は変わるが昨日店のモニターで見た世界仰天ニュースでは、終戦直後に起きた大規模金融事件である光クラブ事件を取り上げていたがその再現シーンがバラエティー番組の範疇を完全に越えた内容で、豪華出演者による見事な演技が繰り広げられる完璧な“ドラマ”だった。作品のクオリティー的にはその部分だけを抽出し劇場公開してもおかしくない位のもので、特に主演の萩原聖人と平田満の演技が特筆モノだった。確かにこういう役がはまり役であるのは承知しているがそれを差し引いても若手の中で萩原聖人の演技力が頭抜けているのは間違いなかろう。この作品、他にも光浦靖子や栗山千明、佐田真由美ら脇役も映えていて今月の月間ギャラクシー賞はこの作品で決まりじゃないのかな。取り合えず私が今年見たテレビドラマの中でこの作品がトップ3に入るのは間違いない。
03:06 一般 comments(0) trackbacks(0)
帝王賞展望
今日は大井競馬場で帝王賞がある。カネヒキリの帰国緒戦になる訳だが改めて言うまでも無く、帝王賞は昔から有力馬が理由不明の大敗を喫するので有名なレースであるが今年もなんとーなく危うい気がしているのだがどんなもんだろう?ただとは言ってもメンバーがかなり手薄なのも事実で余り最初からアクシデントを期待した馬券を買うと言うのもバチが当たりそうで(既に当たっている気がしないでもないが)ここは少しだけ捻った馬券を購入したい。と、言っても馬券を買える時間を作れなさそうな気もしているのが気掛かりであるが。

まぁこういう軸馬が強固に存在する時は昔を思い出し、前にこの日記でも触れたが大井で三連単馬券を売り出した当初、私が良く実践していた買い方をここでもう一度復活させようかなと思っている。これだけ手薄なメンバーなら(わざわざ出走馬短評を書くまでも無いメンバー構成で)カネヒキリが頭を落とす時は自動的にアジュディミツオ−が勝つ事になっているので(まぁ私の勝手な妄想ですが)ミツオー1着、カネヒキリ2着に固定した三連単総流し馬券を購入できたらしておきたい。どうせ2頭以外は訳わかんない状態でもあるし、こうして総流ししておけば全くの人気薄が来た時のリターンが大きいしね。それに現段階で期待値的にも7くらい確保出来そうなので下手な小細工はいらないだろう。まぁ金銭的な余裕があればミツオー1着、カネヒキリ3着で2着を総流しという馬券も買ってみたい衝動に駆られるがいずれにせよ、時間が無いと始まらないので、どうにかして上手く時間をこしらえたいのだが、かといって店がずっと暇では結果的に我が懐が痛む訳で、なかなかバランスが取れないトコである。

因みに昨日北海道競馬・道営札幌開催で行われたフレッシュチャレンジ競走を勝ち上がってきたサザンヘイロー産駒であるフェアリーライドはかなり優秀な内容でこれは要注目、栄冠賞に向けて今からチェックをしておきたい。

<大井11R 帝王賞>

◎ アジュディミツオー
▲ カネヒキリ 
※ 総流し

<追記>
初心に帰る事の大事さを噛み締める。しかしだ、ミツオー強ぇなぁ。いいレースを観させていただきました。なんか最近のモヤモヤも今日のレース見て一瞬だけど晴れましたよ。それにしても今月後半になって地方が好調になったのは何よりである。
02:27 競馬 comments(3) trackbacks(0)
神様へのレクイエム
<続く>

残念ながら今回のワールドカップはジーコが思うほど日本人選手はレベルが上がりきっていない事を間接的に証明した形になったが3歩進んで2歩下がるのが世の常だ。次なる3歩の為に今回の後退を糧にしなければならないのだ。今回の事でまだジーコ的な扱いが早いのは分かったのだから次回からは違うアプローチで頂を目指せばいいのだ。そこでオシムを監督に、というのはサッカー素人の浅はかな考えかもしれないが筋として概ね合っている気がしている。

まぁ確かに芝居掛かった今回の一連の手続きに問題が全く無いとは言わないが、かといって辞任するほどの問題でもなかろう。まぁ川渕体制の独善性とかいう括りで活字メディア中心に今後も続々と批判が出るんだろうが、私などは不遇の時代を見て来過ぎたこともあるのか、こうしてサッカー協会の人事や行動に人々の耳目が集まるようになったんだなぁなどと感慨深く思っていたりもする。冷静に考えれば1次リーグ敗退は予想していた事でもあったし今回の敗戦は個人的には納得の出来事でもあったので別にこれが予選段階で敗退しワールドカップそのものに出られなかったとか言うなら責任問題も出てくるのも分からんでもないが、この程度の瑣末な事なら正直どうでもいい気がしないでもない。それよりも今後のJの充実を鈴木チェアマンには期待したいし川渕会長ら協会には競技の裾野を広げる為の懸命なサポートをお願いしたい。代表も大事なマターだがサッカー協会全体の仕事から言えばワン・オブ・ゼムのはずである。そこの基本だけは忘れないで欲しいし、私らしがないJ(2)のサポーターであるが、その辺りの動きには今まで以上に目を光らせたいなと思っている。

ただ最近の傾向でサッカーに限らないがスポーツ報道に関して(まぁスポーツだけではない気もするが)結果が出るまでは煽りすぎて、で、その結果が出ないと今度は叩きまくるというのが増えているけど、こうした極端すぎる反応は競技の発展にはあまり良くない気がする。もう少し中庸な意見が中心軸に座ってもらえないのかなぁと思ったりね。

因みに今後ジーコは欧州のサッカークラブで監督する事を希望しているそうだが、鹿嶋での手腕や今までのジーコの発言や行動などから推測するにモチベーションコントロールに失敗して低迷している有力チームなんかに就任したら監督としてそれなりの結果を残すと私は勝手に思っている。そうなってからジーコ再評価なんていう話がメディアから出てきたらそれはそれで笑うに笑えないが。
06:47 徒然 comments(0) trackbacks(0)
神様へのレクイエム
先週の日記でも触れた例のクロアチア戦後のジーコの記者会見の内容を完訳しているサイトを発見したので読んでみたら、発言内容の伝わり方が随分と違う事に気が付かされた。まぁ一言で言えば電通なりテレビ局への不満と言うよりも愚痴に近いというかまぁ「しょうがないな」という感じの話であるようだ。まぁそりゃあ、そうだろうな。テレ朝の翻訳者もそう言う風に受け取ったんで意訳したんでしょう。余り陰謀史観に捉われてはいけないなと反省する次第だ。でも電通の所作はおかしいですよ、やっぱりね。

只今活字メディア中心にして絶賛開催中であるジーコ監督&川渕会長批判は今後1ヶ月くらいは続くのかな?でもサッカー雑誌もそうだしCSのサッカー専門番組もそうだけどジーコの手腕に関しては前から各所で疑問が上がっていたのは事実で、個人的には何を今更感が強いのも事実。私でも見たり読んだりしていたんだから、それなりに様々な人の目に触れていただろうにとも思うんだがなぁ。そりゃあ大会前に煽るのはどの国のメディアも同じですよ。まぁ日本の場合少し煽りすぎの気がしないでもないですが。それに指示がないと何もできないと言うトルシエ時代の反省から生まれたのがジーコ監督であり、それはある程度あの段階のサッカーファンの総意と言うか目指す方向性でもあったじゃないのかなとも思っているのだが…。

私は長い間Jリーグというよりもその前身であるJFL時代からの柏レイソルと言うよりも日立のファンであるのでJリーグ誕生前の住金時代からのジーコをそれなりに見てきているつもりだが、あの人は総監督としての鹿嶋時代にはそれなりの戦術を持ち戦略を立ててやっていたのも知っている。あの目ぼしい選手が一人もいなかった鹿嶋をあそこまでのビッククラブにしたのは誰よりもジーコの力である。私ら日立のファンには当時カレカにジーコ的な役割を期待し渇望していた手前もあり、一足先にJで活躍していた鹿嶋の姿が眩しく映っていたものだ。

なのに日本代表監督になってからそうした鹿嶋時代の戦略家としての側面が影を潜めたのは何故なんだろうとずっと思っていたのだが、最近になり中田とカズのナンバーでの対談を読んでそれらの疑問が氷解した。どうもジーコは日本人選手を過度の評価しすぎていて、まるでセレソンと同じであると言う風に評価していたからなんであると。鹿嶋時代にはそれこそ手取り脚取り教えていた感もあったジーコが放任主義的になったのはこの辺にあるんだなと納得した。

<上に続く>
06:46 徒然 comments(3) trackbacks(0)
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