博打を、興行を、画面の中を、時々語ってみる
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正月のオススメ映画
「サブウェイ・パニック」と「ジャガーノート」を足して2で割って水で薄めると出来上がる「交渉人・真下正義」が当店ではこの冬一番の人気作品となっている。他には「戦国自衛隊1549」や「亡国のイージス」などの福井晴敏原作の映画なども引きが強いようであるが、中身の保証は店主としてはいたしません。まぁ「ローレライ」の時の様に直接愚痴が零れるほどでもないが、この2作品、特に「戦国自衛隊」を見たお客さんの感想があんまり芳しくないのは、返却の際のその何とも言えない表情や素振りでなんとなく分かる。それでも役者と監督の技量を考えれば「亡国のイージス」はそれなりに楽しめるんじゃないかなぁという感じはしているが、だからと言って自分からこの作品を積極的に見る気はない。

一見すると今年の正月は余りイイ作品がないなと感じるのだが、小粒の作品に良作が多いのが今年の正月の特徴だ。まず何はともあれ「コーチ・カーター」を私はオススメしたい。この映画は大学進学率が最低で卒業後は犯罪者の道を歩む生徒も多いという“底辺”高校のバスケットボールチームに赴任してきた熱血コーチの話。簡単に言うとアメリカ版「スクール・ウォーズ」な訳だが、この話もスクールウォーズ同様実話を基にした話で、まぁ所謂スポ根映画なのだが、何せ音楽も良いし、特に主演の教師を演じるサミュエル・L・ジャクソンの演技が素晴らしい。かつてロビン・ウィリアムスが教師役を演じた「いまを生きる」同様、単なる教師モノでない捻りの入った学園ドラマとなっている。同時期に発売された「コーラス」も感動出来る学園ドラマだがこちらは少々生真面目な映画過ぎて少し居心地が悪いので「コーチ・カーター」を薦める次第だ。

もう1本はゾンビ映画の集大成である「ランド・オブ・ザ・デッド」をオススメしたい。この映画、監督のジョージ・A・ロメロが語っている様にイラク戦争と現在のコンサバティブな方向へと指向しようとしているアメリカ社会への警鐘と言うか皮肉というか、かなりブラックユーモア溢れるシニカルな作品となっている。ロメロは一連のゾンビシリーズで大量消費社会への批判や人種差別問題などを作品の背景に絡めていてなかなか面白い。まぁこの映画も過去のシリーズ同様、そうしたテーマを含んでいるようだ。でもロメロが素敵になのは、そうとは言え単なるホラー映画、ゾンビ映画としてみても十分に楽しめる様に作っているところだ。勿論「社会派映画」としての視点で見ても楽しめる二重構造の映画になっているの言うまでもない。
03:49 レビュー comments(2) trackbacks(0)
東京2歳優駿牝馬&競輪グランプリ 展望
明日は競輪グランプリが行われるが今年は数年振りに立川でなく平塚での開催となる。いつもいつも「想定外」の事が起きる競輪グランプリ。今年は一体何が起きるのか。元々上級クラスになると先行有利になりやすい平塚バンクだが伏見と武田の位置取りが勝負のポイントだろう。個人的に武田は追いかけている選手なので彼のレースは良く見ているつもりだが土壇場で人の良さが出て見所なく敗退というパターンが続くのだが、今回もそうなるのか否か。個人的には武田が最後まで強情に突っ張り、そこを神山と後閑が差してくるが神山が凌いで賞金王に…というデザインを勝手に描いているのだが甘いかな?

とにかく実直な男武田が年の最後に先輩神山のアシストをして突っ張り伏見のラインがズブズブになって不発に終る、というのが私の妄想なのだが果たしてどうなるか。1着神山、2着武田に後閑という北関東ラインを中心に車券は考えている。

一方地方競馬であるが、大賞典後も重賞レースがある。東京2歳優駿牝馬がそれだ。ダガーズアラベスクが鉄板なのかな。まぁ他の南関勢いとは完全に勝負付けが済んでいるのはここ最近の数走を見ればわざわざいう事でもないだろう。未対決の相手との勝負になる。必然的に浮上するのは道営競馬からの転厩2騎ブラックミラクルとバージョンアップに唯一勝負付けが済んでいない南関のアジュデストーリー。人気でも仕方あるまいか。まぁ2日続けてドンピシャで当たる事もなかろう、ここは流して買うこととしたい。
02:50 競馬 comments(10) trackbacks(0)
たまにはね
♪ ♪ ♪!
17:23 競馬 comments(25) trackbacks(0)
東京大賞典 展望
数年前大井競馬場は、スタンドなどの改装と同時に全面的な砂の入れ替えを行った。話によるとアメリカの砂に変えたらしい。関連性があるかは分からぬが砂の入れ替え以降、地の利の多かった大井でも中央馬の台頭やあの大井不得意だった武騎手も結果を残し始めた。それと同時に私の馬券も当たらなくなったが、それはまぁコジツケだ。

さて東京大賞典だ。今まで理屈をいろいろと考えて予想を挙げてみたがどうも上手くいかない。一応データを見てみる。大賞典が中央との指定交流競走になってから今年で11年目、所属別で見ると過去10年で複勝圏内の成績は中央所属馬が7勝、2着7回、3着3回。地方所属馬は、1着3回、2着3回、3着7回となっている。因みに中央所属馬の独占所謂ワンツー・フィニッシュは計5回あり、その逆となる地方所属馬の上位独占は1998年の1回のみだ。この年は1着アブクマポーロ、2着メイセイオペラ、3着コンサートボーイという地方馬の1.2.3で馬券的にもいい思い出のあるレースである。因みにこの時の中央馬最先着はエムアイブランの4着。また馬場改装直後の2002年は中央馬の1.2.3フィニッシュで終わっているが3着馬まで中央勢独占はこの時のみだ。因みにこの時の地方馬最先着は、ネームヴァリュー(私の本命馬だったなぁ)の4着であった。懐かしい…

さてこうしてみると案外地方馬も頑張っているのが分かる。この東京大賞典は普段地方の馬券を余り買わない人も参加するため、中央馬が過剰人気になりその逆に地方馬が過少人気となる傾向がある。それ故に私は殆どの場合において軸馬は地方馬から取る。ただ今年は理屈無しでどうしても買いたい馬が入るのでこうしたデータからという訳でもない。つまり好きな馬を買う事にしたのだ。で、本命はアジュディミツオー。ドゥバイ遠征後からずっと狙い続けているがナカナカ結果が伴わない。しかし今日の大井を見てもらえば分かるように、今大井開催は先行指数上位馬が軒並み穴を開けている先行馬有利の馬場状態。内田騎手がどういう乗り方をするのか分からぬが、引いた枠も最高、去年勝った時と同じ乗り方をしてくれれば。

と、いう事で馬券はアジュディミツオー1着頭付け相手6頭の三連単ボックス馬券(買い目30点)で勝負したい。相手にはシーキングザダイヤ、ユートピア、ナイキアディライト、シーチャリオット、スターキングマン、タイムパラドックスで今の所考えている。ただ展開や鞍上のコメント等から考えるに少々シャコーオープンに興味があるのだがそこまでの狂いは考えつらいか。
03:00 競馬 comments(2) trackbacks(0)
ミスター36
約1年ほど前からプロレス観戦仲間に誘われてミクシイなる半クローズのネットコミュニティーに参加しているが、この間そこの仲間から競馬のグループにも誘われた。で、来年の1月からそこの中で全レース予想を力尽きるまでやる事となった(正確に言うと一日のレースの75%以上という括りで)実際馬券を買う買わないは別にして、兎に角1日全部のレースを予想して1年間集計して競おうというもの。思うにこのルールだと兎に角完走したものが勝ちみたいになりそうな気もするが、まぁ勢いもあり話に乗ったはいいのだが、こういうパターンで買い目を決めていく場合、一体どういうスタンスで買えばいいのか少し考えてみた。

1番無難なのは普段の私の買い方つまり堅めのレースを単複で勝負して選択肢の多いレースで三連単馬券を買い夢を見る、というパターンだが今回のは如何なる買い目も1点1ポイント計算で集計していくという回収率最優先のルールなので少々高額配当を狙っていく事も必要になりそうだ。まぁ無理して高額配当ばかり買い続けても仕方ないが捻りをどこかで加えないといけないかなと思案中である。

とりあえず今の所9レース以降は全部三連単馬券を買う予定である。まぁ実際に身銭を切って買わないとなるとこういう風にいとも簡単に割り切れるのも皮肉だが、まぁそれはそれでいいじゃないのと自己弁護しておこう。因みにこの1年間弱の間、某所で「ミスター36」なるペンネームで買い目掲載をしていたのだが、その企画というか連載というかお遊びもこの間の有馬記念で終ったので、その企画をそのまま今回のイベントにスライドさせる予定だ。

参考までに何で「ミスター36」なるペンネームで書いていたのか、というと、単純に三連単を1頭軸マルチの4点ボックス買い(=36点買い)というのが基本的なフォーマットだったから。因みに私が考えたペンネーム(ハンドルネーム)じゃありませんので、一応念のために。さてこの36点買いは私が地方競馬で三連単馬券を買う時のデフォルトでもある。南関で1頭軸総流しとかいろいろな試行錯誤を重ねた末にこの買い方が1番シックリ来ている感じなので、今はこのスタンスで馬券を買っている。1頭軸の馬の単に自信がある時は相手を6頭ボックス(=30点買い)に変えているが、概ね1頭軸マルチ中心だ。兎に角、来年は今年と違い少し目標も出来たのでモチベーション保ちながらこの日記も書いていけそうな塩梅だ。と、いう事で腕試しを兼ねつつ、今週2つある大井の重賞もこの買い方で臨んでみたいと思っている。
03:42 競馬 comments(4) trackbacks(0)
有馬雑感
漸く有馬記念が終ったがレースを見終えて改めて思ったのは、ディープインパクトは強いんだという事だった。さてそんな私の個人的な感想はともかくとして各種有馬に関する記事の中、私が1番驚いたのは今日発売の内外タイムスの一面だ。そこではディープの敗因として調子の悪さを上げ、谷口昭弘という記者が「調子に疑念があるにも拘らず報道管制を敷き最後まで建前論を貫き通した事に失望し本音を語らなかった陣営を恨む」とレース回顧の記事を書いている。何でも谷口記者と懇意であった市川厩務員から追い切り日が二転三転した20日の前後に「取材は御遠慮下さい」との申し入れがありそれ以降真相が分からなくなったと嘆いている。文の最後には「真実を伝える競馬記者の使命と、世界に羽ばたくディープの有志をまぶたに浮かべるファンとして(陣営に対し)苦言を呈したい」とあった。

まぁこれ読んでどう思うかは読んだ人の自由だろうが、私は久し振りにこれほど呆れた記事を読ませて貰った、という気分である。もう少し踏み込んだ物言いをすればこれほど不快な記事はそうお目にかかれないなぁというのが正直な感想だった。競馬始めて1,2年の競馬ファンが書く感想文ならいざ知らず、それこそこの世界に長きに渡りその身を置くプロなら何をか況やである。陣営がここ数週間置かれていた状況の異常さはマスコミにいれば1番分かるだろうに。

水上学氏も言っていたが、私としても菊花賞後に巻き起こったジャパンカップに使え、とか言う無謀な話を上手く誤魔化して有馬に専念させたなぁとディープ陣営のそうした判断に敬意を表する事はあれど、とてもじゃないが恨むなどという言葉を武騎手はともかくも調教師サイドには言えないし、言う気にもなれない、例え素人の無責任日記上でもだ。

中間の様子を素人目で見てもあまり良く映らなかったディープインパクトだったがレースを終えれば見事2着を確保。陣営は良くぞここまで調子を整えたなというのが私の一番の感想だ。弱いか強いかレースを見終えないと分からない、なんていってスイマセンと謝りたくなる位、立派なレース振りだったと思う。強い事は良〜く分かりました。しかも1番人気の馬として最低の責任として、ちゃんと連を確保したんだから特段何の問題もない筈である。担いだ神輿の降ろし方が分からなくなった人間の戯言など無視すればよろしい。そもそも単勝は1.3倍。元返しとなった菊花賞に比して思うにメディア関係者よりも大多数の馬券購入者の方が冷静であったのかもしれない。
03:10 競馬 comments(0) trackbacks(0)
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