博打を、興行を、画面の中を、時々語ってみる
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中央競馬・日曜日の見解
周りが同じで直線が長いのにデータを集積してみると新潟競馬場と東京競馬場は似て非なるコースという印象が強くなる。しかし今日の新潟のメインレースである関屋記念は、東京の芝マイル重賞である東京新聞杯と連対種牡馬傾向的に良く似た結果となりやすい。ニジンスキー系統の馬が両レースに強いのは大きな特徴だろう。それに加えて関屋記念では例年の傾向としてダンチヒ、リファール、ハンプトン系産駒が東京新聞杯同様に強い事は押さえておきたい。そして基本的に新潟の芝コースは逃げ追い込みという極端な決め手の馬が案外の成績で、中団もしくは先行という目標になりにくいポジションに入られる馬が好走しやすく、また脚質的には切れ味よりも持続力を問われるレースになりやすい事も強調しておこう。

さてそうした前提条件を踏まえた上で今年のメンバーでは、前走は気性難を露呈して競馬にならなかったロードフラッグといつも人気を裏切り続けるミッドタウン。この2頭のダンチヒ系産駒の大駆けに期待したい。人気が全く無いようなのでここは素直に両馬の単複で勝負を。

函館ではまず3Rに注目。本命は指数で抜けているサンデーコバンを。単複のどちらかで。7Rではサンクスの前走指数をそのまま評価したい。相手は叩き2戦目となるエスティメーションで。単が付かなければこの2頭の馬連で。芝レースでは4Rを。この距離で劇走続くリファール系産駒であるスマイルフォライフを軸に。相手はヘイロー系、レオバラードも含めた4頭を拾いたい。

小倉は8Rを狙う。もう一度ノボリハウツーから。今度こそ馬単で仕留めたい。相手には指数2位のヤマトスプリンターと3位のトムプロスペリティの2点を本線に。小倉のメインもダートなので買いたいレースではあるが少々難しい。一応ツルマルファイターとインタータイヨウを中心に考えているがスターペスシンタやオースミステイヤー等食指が伸びる馬も多くいて絞込みが難しそう。勿論オーガストバイオが前走何もしないで終っただけに今回鞍上強化で勝負掛かりなのも分かるし、とにかく最後まで悩みそうな感じ。こういう時はオッズ見て期待値確保できそうな馬の単複で勝負といきたい。
04:23 競馬 comments(17) trackbacks(0)
中央競馬・土曜日の見解
今日も函館を中心に。まず6Rのダート1700Mの未勝利戦から。人気だが指数を鵜呑みにしてセプターレインとマーベラスベガの馬連1点が勝負目になりそう。ただマーベラスベガは少々波ある馬なので少し怖いのだが前走からシャドーロールを止めてチークピーシーズに替えた効果が走りに見えた気がするので、おっかなびっくりだが、とにかくこの2頭で。軸は勿論セプターレインの方だが4枠に入った2頭、東京巧者の疑い濃厚だがナリアガリと前走不可解な凡走をしたナムラエルゲルージの数字も良いしオッズ的にも非常に面白そう。ここは馬連や余裕があれば枠連の4−6まで押さえてみてもいいかな(流石に4−4や4−8まで買うのは欲深いので止めておこう)直近指数良い1枠のリキアイリューオーまで、合計3点でいけたら上等だ。

8Rのダート1000Mは8枠2頭の1点で。指数1位2位のスクリーマーとアワーグラスの馬連が現時点で5倍。ここが今日の勝負だ。

もう1レース買うならこれまた函館の10Rを。1000Mならアイアムリーサムで行きたいが残念ながら距離は1700M。ここは1枠ストームファングが藤沢厩舎という事もあり人気になっているがこの馬は人気に比してなかなか着順を上げられない厄介な馬。能力あるのは分かった上で期待値的にはここでも軽視していくのが得策と見る。本命はテイエムカッサイ。一応直前、直近指数で1位なので、そのまま素直に。人気も無いようなのでそれこそストームファングを加えて、更にアイアムリーサム、ニシノゴードン、ゴールドカフェまで手を広げても行けそうな気がしないでもないが、キリがないのでここはテイエムカッサイの単複で。

<追記>
空振りが多いのは仕方ないとしても、折角のチャンスも何か壊れたカーナビの如く、わざわざ大当たり馬券から遠回りをしているような気がしないでもない。函館10Rがねぇ…。何かすっきりしない結末で。今日も“小”当たりのみで終了、さぁ川崎で回収を…。
13:31 競馬 comments(0) trackbacks(0)
あいまいな数字の中で
今朝“寝る前”に観ていた「スームイン朝!」で郵政民営化の問題を取り扱った日本経済新聞の社説をよみうりテレビ解説委員の辛坊さんが解説していた。その詳細は<a href=http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20050728MS3M2800728072005.html>7月29日社説</a>を読んでいただくとして、その内容を私になりに掻い摘んで書くと『この法案にはいくつか問題があり本来は抜本的な手直しが必要と考えるが、小泉純一郎首相が在任するこの機を逃せば、民営化は長期にわたり政治課題にならない可能性が大きい。ここは法案を成立させて民営化を進める中でまともな形に改善するのが現実的な選択ではないか』という事だ。つまりこの機会を逃せば今までこの問題に費やした時間は全て無駄に終る、失ったコストは甚大になる、それ故にこの機会を逃さすとりあえず法案を通そうという主旨だと理解している。因みにテレビで解説していた辛坊さんもこの日経の社説に同意との事だそうな。

さて改めてここでこの話を取り上げたのは、郵政民営化の賛否を今一度書きたかったからではない。それはこの日経の社説の根底に流れている、「このままこの問題がここで流れてしまうと今まで費やしたコストが余りに甚大になるから、そうした無駄をしないためにもある程度の成果を出そう」というのこの考え方に注目したかったからである。

数週間前、この日記でも取り上げた事があるので、何となくお分かりになる人もいるかとおもわれるが、この様な行動もしくは思考パターンを経済心理学では「塹壕効果」と呼んでいる。つまりこのまま支出(もしくは時間)を続けていても(もしくは費やしても)無駄な事になると分かっていても、その費やした時間やお金を諦めきれずに、同じ行動や思考を取り続けてしまうという事である。無駄と思われる公共事業がなかなか止められないのはこうした心理状態が作用するからであろう。

競馬でもこういう状況に良く陥る事があると思うが(こういうマヌケさ露呈するのは俺だけかな)馬券の収支を細かくつけるのは大事だが、余り収支に拘ってターゲットで言うトコロの本日収支画面ばかりを見てプラマイ計算をしていると我を見失う事となる。この辺は自戒を込めて気をつけたい所。賭け事は時にファジーな(まぁわれながら古い言い方だなぁ)部分を持ちながらでないと潤滑していかないトコロがある。そうしたトコは忘れないでおきたい。
04:21 競馬 comments(0) trackbacks(0)
川崎競馬開催中
今日は出勤まで川崎競馬を楽しんでいた訳だが、今日の川崎競馬は素直な結論(=指数どおりの決着多し)が多くて、私の様な指数頼りきりの人間には大変助かる結果となった。まぁここでは余り触れていなかったが7月は地方競馬の調子が悪くて結構痛い目に合う事もあったのだが、前回の船橋開催から少しずつピントが合い始めてきた感じがしている。確かに川崎と浦和競馬場はトリッキーなコースなので指数通りの決着が薄いのだが、それでもある程度は指数の範囲の中に納まる結果になるものである。しかもいつもは指数で拾えるレースの多い船橋や大井ですら理由は分からぬが全く予想外の結果ばかりになってしまい、それこそ想定外の散財をしたのはキツかったなぁ。

基本的にトリッキーな川崎であるがノーマルな馬場状態の時には、指数で言う所の先行値(ダッシュ指数ともいう)の高い馬を重視して、スパイラルコースである船橋では意外と差脚値(上がり指数ともいう)の高い馬がポイントになる。また浦和はコース経験が1番モノをいうコースで余り直近指数に拘ってはいけない、そして大井は単純に指数順評価がデフォルト、というのが私の南関4場における基本的な馬券作戦である。今日の川崎も先行指数の高い指数上位馬が連軸として期待に応えていたが、多分明日以降もこの傾向に変化は無いと思っている。南関競馬はこの夏は土日に関わらず開催されているので、中央の訳の分からないローカル特有の紛れの多い競馬に苦しむなら、地方で素直に馬券買っているほうが無難かもしれない。因みに川崎競馬は土曜日まで、日曜からは大井競馬が始まる予定となっているが、ともにトゥインクル競馬で施行されるので週末は中央でやられたら地方で回収!といきたいところである(最初から負ける気でどうするという感じもするが)

今日の我が店は流石夏休みという事でそれなりのお客さんが来てくれたのであるが、閉店間際に来てくれた不動産屋を営む常連のお客さんが近所にGEOが出来る事を知らせてくれて、そのお陰で凹みまくりである。知らせてくれたのはありがたいのだが、冷静に考えればだからといって効果的な対抗策を速攻で打てるわけでもなく…。まぁ一番の対応策は『引っ越し』なのであるが、それは余りに芸が無い。まぁこの仕事を15年もやっていれば、こういう事はある意味慣れっこでもある。どうにかなるでしょ、きっとね。
03:37 競馬 comments(1) trackbacks(0)
失われた時を求めて
事の発端は優勝のチャンスがなくなり来期に向け若手を起用中に連敗し続けた時になる。本社の販売営業を任されオーナーの懐刀とされていた男が人事異動で球団代表になった際、その人事発令の数日後にいきなり監督室にズカズカと乗り込み野球に関しては全くの素人の分際で(まぁそう言う男が球団代表になるというのがそもそもお粗末極まりないが)選手の起用法や次期のコーチングスタッフの編成を言い始めた事に起因する。監督はすぐさま球団オーナーに辞表を提出。困ったオーナーは結局自分が下した人事異動を間違えだったとも言えず、懐刀であるその男を取った。一説にはその球団代表に入れ知恵していたのが現監督という噂もあるがまぁそれは証拠がないのでなんともいえない。とにかく2年前の9月末、巨人は原監督を事実上解任し、堀内を新監督として3年契約を結んだ。

で、守りの野球を掲げながら近鉄とダイエーの主砲を取りつつ、有望な新人投手をドラフトで取って万全の体制で臨んだ筈の昨年は殆ど優勝争いに加われずに3位となる。そして今年、外国人選手に野間口というドラフトで最も注目を浴びていた投手を獲得し臨むも優勝争いにたった1度も加われないどころか、Aクラス入りもほぼ絶望の状態で8月を迎えるという球団創設以来最低レベルの戦いを繰り広げている。

テレビの巨人戦の視聴率はテレビ東京のアニメ以下という散々たる数字を連日記録し、球場は満員になることもなくなった。原解任以降の2年間で巨人が失ったものは計り知れない。新聞の拡張販売の材料としての巨人戦のチケットは既にその効力を失いかけ、球団首脳は連日無能振りを曝け出し、挙げ句には病人である元英雄を引っ張り出してまで、テメエがしでかしたミスをカバーしてもらおうというみっともなさ。

自分達が引き起こした裏金疑惑の性でドラフトを改革する事になったのにいつの間にか引責辞任した死にかけの御老体は復活していて、挙げ句に球団代表は「ドラフトには自由競争が必要だ」などと自分達がしでかした勝手な自由競争の罪を忘れてエラソウに述べている。元ファンとして一言言わせて貰いたい。

バカじゃないのか?

原には次期監督の依頼など断ってもらいたいが、あの人のことだから頼まれれば最終的には引き受けるんだろう。残念な話だ。しかしあの新聞屋どもは原が戻ればファンも戻るなどと考えているようだが、無能な新聞屋が跋扈している限りそれはありえない話である。失われた時間は、例え原が戻ろうとも、帰っては来ない。
05:29 一般 comments(1) trackbacks(0)
スターネス
今回のフジロックにいきたいなと思った理由は(ホントは昨年の方がモット行きたかったのだが)参加ミュージシャンの中に名ギタリストのエイドリアン・ブリューの名前があったからだ。ブリューも今ではデヴィッド・ボウイのギタリストというよりもキングクリムゾンのギタリストとしての方が有名かな。とにかく上手くてアイデア満載のギターを弾く天才である。しかし文献等を読むにブリューがクリムゾンに加入した時(正確に言うとクリムゾン解散発表後にバンドの中心人物というよりもコアであるロバート・フリップがツアーを行いそのツアーメンバーという形であったが)元々のクリムゾンファンからは、総すかんだったらしい。とは言えクリムゾンの歴史を考えればそのブリューが入ってからの長さが、ブリューがいなかった時より長いんだから分からないものである。

さてそのブリューが加入して作られたアルバムが『Discipline』である。このアルバムが制作されたのが1981年。マイケル・ジャクソンの『スリラー』が出る約3年前。しかし今、聞いて驚くのが現在のハードロック・メタルの音の原型がこの『Discipline』に詰め込まれているという点。とてもじゃないが20年以上も前に作られたサウンドとは思えない、見事なギターアルバムになったのも、勿論天才ロバート・フリップの力による処が大きいが何よりもブリューの存在があってこそである。

最近紙ジャケット盤が出たので購入したが(今まではレンタルレコード屋で購入したレコードでしか、持っていなかったので)今聞いてもこの『Discipline』は凄い、凄すぎるしか言いようがない。クリムゾンのライブは物心ついてからのは全て行っているが、ステージ上でもCD以上に超絶テクニックを見せ付けてくれる。特に『Thrak』のツアーで来た時の中野サンプラザ公演は歴史に残る素晴らしいものだった。確かこの時の模様はWOWOWがシューティングしていてDVD化もされていると思うので、クリムゾンに興味があって未見の方がおられれば是非とも一度は見ていただきたい、絶対に損はさせません。

この間はジェフ・ベックが来ていたし(忙しくていけなかったが中身は相当に良かったらしい)秋にはキースエマーソンも来るそうだしナカナカ興味深いミュージシャンが来日してくれるのは嬉しいのだが、貧乏暇無し状態でスケジュールが合わないのが辛いところ。フジロックがパァになったのでせめて東京ジャズ(今年もあるよね?)は行きたいトコロだ。バイト君、頼みます!たまには行かせて、お願い!
04:07 一般 comments(16) trackbacks(0)
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