博打を、興行を、画面の中を、時々語ってみる
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御礼のご挨拶
今年も拙いわが日記を読んで頂きありがとう御座いました。この日記を始めてマルマル2年。読んで得も無く面白みも無い我が日記ですがとりあえずほぼ毎日拙い事を勢いのみで書き殴っていきますので、3年目となる来年も程よいお付き合いを頂ければ幸いであります。

では、皆さん良いお年を。因みに今日も私は仕事。よりによって雪なんか降りやがって…
16:35 徒然 comments(2) trackbacks(0)
天と人の災い
来年ブッシュ政権の予算では大幅に予算削減が検討されているアメリカ海洋大気管理局(通称NOAA) とは、気象のモデル化や天気予報の精度向上のために最新のコンピューティング技術を早期に採用したほか、天気予報、警報、環境情報を広範な利用者 (政策立案機関、危機管理機関、一般国民など) に広報する目的で最新の通信技術も早期に採用した機関である。日本で言えば気象庁と海上保安庁が合体したような機関であるが、NOAAに帰属する研究者達のレポートが、先日起きた例のスマトラ沖大地震&大津波に関して各所で報告され始めている。

連日の特別番組体制で放送しているCNNでは、死者10万人を越すであろうという報告がされているが、今回の災害でひとつ気になったのが、インド洋などに点在する米軍基地の被害が殆ど報告されていない点であった。島を飲み込んでしまうほどの大津波なら例え軍事基地であろうともその被害から免れる事は難しいからだ。しかしその疑問に対しての回答が先に挙げたNOAAの研究者レポに示されていた。

その答えは呆れるほど簡単だ。何て事は無い、米国の基地は事前に大津波が来るのを知っていたからである。

インドネシア海岸沖で大規模なマグニチュード9の地震が起きてから僅か数分以内にNOAAの地震研究者は有史以来最大級の津波がインド洋に広がっていると察知し米国政府に緊急報告した。彼らは被災地域の政府には連絡をしていない。ただNOAAの係官には別に被災地域の政府民生当局に連絡を取る事が義務付けされている訳ではないし、アメリカ政府も被災が予測される各国政府に連絡を取らなかればならないという義務も無い。しかしだ、NOAAは、インド洋でも大津波が来る可能性が僅かにしかないであろうディエゴガルシア島の米海軍基地にですら地震発生後30分以内にホットラインで即座に警報を発したが基地のある国の政府にはその旨は伝えていない。更に言えばデータから最大級の被害が及ぶであろう事が容易に想像付いたインドにはNOAAからも米国政府からも連絡はされなかった。少し嫌味にいえば彼らは米国の軍事基地には忘れず全てに(因みに日本にある米軍基地にも来たそうだが)通知したが、津波の直接の進路に住む民間人や政府への警告は、殆ど無かったという事である。

あれだけの津波が来ては、連絡がされたとは言え、現地ではどうにもならなかったかもしれない、でも…。犠牲者に哀悼の意を表する米国政府関係者のコメントを伝えるCNNのニュースを見ながら何とも言えない不条理さを噛み締めるのである。
16:30 徒然 comments(3) trackbacks(0)
東京2歳優駿牝馬 展望
スピード指数による予想を簡単に説明するなら「経験」を最大に慮るという事になる。将来への予測にしてもそれは過去の経験から類推する訳で、あくまでも過去の走りがそのレース予想の基本となる。2歳戦の場合、そうした類推が非常に難しいのは言うまでもない。2歳戦は基本的にはスピード指数での予想が難しいが、スピード指数を基にした独自の理論を構築している人には逆に簡単なレースにもなるという側面もある。まぁとにかく難しいレースであるのは間違いない。

今日大井で行われる東京2歳優駿牝馬にせよ、この間川崎で行われた全日本2歳優駿にせよ道営馬の活躍が目立つのは経験値が違うからという言葉で説明できそうな気がしている。漸く今年から川崎で1400m、船橋で1600mでの新馬戦が行われるようになったが、どうしても南関所属馬が苦しいのは1000mや1200mのレースばかりを潜り抜けてここに到達する馬が多い事も大きい要素だろう。距離頭数レースペース、やはり全ての項目において経験が足りないのは、大きなハンデになっていると思われる。

そこで今年。本命は勿論道営からの転厩馬ヨウヨウ。前走は北海道2歳優駿という骨ある面子相手に4着。2走前、3走前のレースも戦ってきた相手は骨太だ。ここは素直にこの馬から。相手には同じく道営から転厩してきたセブンチャンピオン、ローレル賞上位馬であるスコーピオンリジイ、シンデレラジョウ、ヒカリトリアネー、大井のマイル戦を経験している(しかも勝っている)アサティスジョオーまで手広く流したい。

因みに今日は競輪GPもある。神山小橋という私の好きな選手が出てくる以上、彼らから車券は買うしかない。

【追記】
ボックスにしておけば…、痛恨の大井に夢が散る…

【追記2】
小橋はいいんだが、神山どうした…
15:23 競馬 comments(0) trackbacks(0)
年末格闘技大戦争 〜続き〜
<下から続く>

K−1も大掛かりな仕掛けばかりが目に付くが、元はといえば基本的に正道会館という空手道場が母体なのであり、それは全国規模で道場を展開している。K−1もプライドも興行論から見れば並列比較も可能であるが、それ以上はもはや比較不能である。確かにプライドもK−1も興行としてみればテレビ局のコンテンツとしての側面と観客の分類峻別などを論じるべき視点が数多あるが、リング内の体系化はあ、くまで参加する選手個々の側に委ねられている。

K−1の場合はキックボクシングとボクシングにムエタイ、空手というそれぞれが技術体系として独立して存在している中で、立ち技格闘技としての技術が同一場で練り上げられてきた歴史があるが、プライドとは、あくまでも戦いの場の提供であり、選手の育成や、総合格闘技という競技の底辺拡大などとは無縁というより意図的に絶縁してきたのである。修斗が総合格闘技の普及と人材育成に力を注いだベクトルとは真逆な方向であった。ただ一つ、この両者の関係をどうにか結べそうな存在が五味であり、か細い唯一の糸でもある。

ただプライドがあえてそこを切り離している所こそが強みであるのも事実だである。ただそれは同時に弱みでもあるとも言えるのである。K−1、リングスが育成した人材を利用し、柔道やレスリングなどの他ジャンルのアマチュア選手を引き抜き人材を確保していくそうした手法の先鞭はK−1であるが、プライドまだは競技化への技術的体系化がされていない分だけ、足元の弱さは否めない。

更に皮肉なのはそうした場に不用意にプロレスラーが送り込まれて、蹴躓いていたのも情けない話である。しかもプロレスのリングで出来なかった選手の格上げを他のリングで行おうという所謂「総格ワープ」とも呼ぶべき安易な方法論に乗り、いいように扱われ正に生贄となっていた。流石に最近はそうした馬鹿な事を思いとどまる傾向も出てきた様は何よりではあるが、プロレス側が距離感を間違えた無責任さを噛み締めるのみである。

今年の年末の大晦日にも今や恒例となりつつある格闘技関連の大きなイベントがガチンコでぶつかり合うが、そうした祭り気分とは裏腹に修斗の会場で繰り広げられる熱のこもった闘いとそれに反比例する閑散とした客席そして賑やかな実況席をオーバーラップさせながら、この年末に向けての世間的な喧騒を見るに何とも言えない気持ちになる。
03:53 格闘技 スポーツ comments(1) trackbacks(0)
年末格闘技大戦争
今年は身から出た錆ではあるが、特に年後半、殆ど出掛けることが出来なかった。観劇、スポーツ観戦はおろか映画鑑賞もままならない状態になったのは悲しい限りである。スポーツ観戦といえばレイソル戦を見るのがやっとで大好きな格闘技やプロレス観戦も出来ない生活状況にある。特に今年の後半は見たい興行が沢山あったのに残念でならなかった。

そんな格闘技興行の中で非常に注目していたのが12月14日に代々木第2体育館で行われた修斗のビックマッチだ。代々木といえばこの間ノアが興行を行ったが、この興行も観に行きたかった大会の一つであったが、どうにもローテーションを遣り繰り出来ずに涙を呑んだ。ノアの大会は想像通りメインのジュニアタッグが非常に素晴らしい試合でテレビ観戦ながらとても満足できたのだが、今回の修斗の大会も同じである。Jスカイスポーツで大会の模様が放送されたのを今日見たが、女子格の第1試合からセミのシールズVS菊地、メインのヒベイロVS川尻のダブルタイトルマッチまで全く隙の無い弛緩しない優れた興行であったと思う。メインの川尻戦の完勝劇もさることながら、特にセミの3Rの間全く途切れる事の無い高度なテクニックの応酬となった試合など、日本の総合格闘技の技術の進歩を感じさせる素晴らしいものだった。

さて、この話の本題は修斗大会の観戦記ではない。そう言うのはプロの方や実際に観に行った方々がブログなどで語られているので割愛する。問題は観客席である。リングサイドはそれなりに埋まっていたが画面から見ても分るほど他の客席がガラガラなのである。この間のノアの興行ではほぼ満員であったのと比較してみるとその差が余りに大きく、悲しくなってくる。

日本では総合格闘技が大ブームになっていると巷間で言われて久しいが、かねてから私はそんなのは嘘っぱちであると思っている。総合格闘技がブームなのではない、テレビ局が運営する格闘技イベントが好況だという事に過ぎないのである。でなければ、プライドのサブコンテンツ的な大会である武士道というイベントよりも数段高度な技術が交わされる修斗の大会がこんな惨状になるわけが無いのだが…。かつて前田日明が培ったリングスネットワークを『有効利用』しオポジションであるK−1が発掘育成した選手がプライドのトップを張っている現実が立ちはだかっている。

<上に続く>
03:52 格闘技 スポーツ comments(2) trackbacks(0)
白雪舞う大井にて…
私の記憶が確かなら、昨日寝る前に見た早朝のニュース番組内で放送していた天気予報では「雪は昼過ぎには雨へと変わるだろう、関東平野部では雪は積もらない」と言っていたんだが、今起きたら大雪である。我が家のある千葉県北西部では5センチ以上積もりそうな大雪模様、テレビの中の大井競馬場も横殴りの雪が降り続けている。宇都宮競馬は午後中止となってしまった様だ。しかし大井競馬関係者もツキが無い。折角スタンドの改装工事も終えて、雪が無ければ場内は超満員になった筈であろうが…。世の中上手くいかないものである。しかしだ、この天気じゃ、まぁ

馬券なんか買えないわな。

今日無理せずとも明日も重賞(東京2歳優駿牝馬)があるので、今日は雪景色を見ながらマッタリしたいところである。どの道早めに仕事に行かなければならず、リアルタイムでレースを見れなさそうだったので、今回に関しては昨日当欄にて名を挙げたモエレトレジャーの複勝を5千円だけ買って様子見する事とした。因みに順列は変わったものの単勝上位人気馬5頭は変わらずであるが、それ以外で気になる馬はトーシンブリザードとクーリンガーの2頭だが、まぁ連絡みというよりは、3着候補という感じだろうか。

これは今回に限った話ではないが、私の場合、3連単を買う場合は軸決めての総流しでしか殆ど買わないのだが、今回もし三連単を買うんだったら3着にモエレトレジャーなり何なりを固定した上で2着総流し、1着に上位人気馬5頭という感じになるだろう。これでも合計で60点少々で収まる筈だと思う。有馬記念でも1着固定軸、2,3着マルチ軸にして同じ様な感じで馬券を買ってみたが、取りこぼしを避ける意味でもこの総流しが一番無難な買い方ではないかというのが地方競馬で得た三連単馬券の教訓である。

しかし有馬記念以上に力を入れて3日間も展望を書いてきたのに、全部無意味になりそうな感じ、自分自身のツキの無さにもある意味感心である。ここまで勝負運が無いかとね…。東京2歳優駿牝馬に関しては明日展望なりを載せておきたいと思う。
14:01 競馬 comments(3) trackbacks(0)
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