博打を、興行を、画面の中を、時々語ってみる
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帝王賞結論
昨日書いた事を全面的に翻すのもナンダが、単勝オッズの推移を見ていたら思ったよりもアンドゥオールが売れていて総流しが出来そうにない感じがしたので調べてみる事にした。

そこでサンデーバニヤンとナイキアディライトの馬連総流しだとどうなるのか試算してみた。ナイキアディライトだと午後5時現在では、合成オッズで4.53を確保、サンデーバニヤンは、4.49となっていて連勝になるとナイキアディライトの方がうまみがありそうだ。ただ実際に買おうと思っていた単勝売れているアンドゥオールの馬単総流しの合成オッズを計算してみると、現時点で6.32を確保していた。こうして数字で比較すると曖昧な感覚が明確に見えてくる。

アンドゥオールの馬単総流しの方がナイキやサンデーの総流しよりうまみがあるならば、ここは素直に当初の予定通りアンドゥオールから入る事にしてみた。ただ三連単は想定していたよりもオッズを稼ぎそうに無いのでこちらは止める事にして、アンドゥオールの馬単流しに資金を傾斜してみる事にした。雨も止んで馬場も程よく湿っており、差し馬にも昨日ほどの不利さは感じない。まぁ普通にやればアドマイヤドンなんだろうが、そこは大井だからと勝手に思い込んでいる。
17:18 競馬 comments(1) trackbacks(0)
帝王賞展望
唯でさえメンバーが少ない上にコアレスハンターまでもが欠けてしまい、流石に寂しくなってしまった帝王賞。過去の戦績を振り返ると案外地方所属馬の健闘が目立つのだがとは言え「地方交流競走で連対経験がある」か「南関で重賞を勝っている」この2つのパターンに該当する馬しか来ない。そして波乱が起きる時の要素は「人気馬の不可解な敗戦」と「近走安定した成績を残していた馬が何故か人気の盲点になっていて結果的に穴になる」この2つだろう。特に前者の「人気馬の不可解な敗戦」は幾度と無く見せ付けられている。メイセイオペラに始まりファストフレンド、そして去年のゴールドアリュールを持ち出すまでも無く、大井競馬場には「競馬の悪魔」が棲んでいるに違いない。

さて今回は、アドマイヤドンと言う「大井の悪魔」にとって最高の餌食がいるわけだが、帝王賞と言えば当日の馬場状態が少々キナ臭くなる点も上げておきたい。これは昔から大井で統一G1のある日の馬場が、極端に内埒側が伸びたり、前が急に止まりつらい状況(但し逃げ切り例は皆無)になるケースを見受ける点である。得てしてこれらが大井お得意の不可解決着の遠因だったりもする様であるが、真相は藪の中。明確な理由は分からない。

さて、メンバーの分析に入ろうにもJRA馬は重賞常連馬ばかりなので今更評価ウンヌンを持ち出しても意味がなさそうだ。これは地方馬も然り。唯一の新顔がサンデーバニヤンだろうか。私は前走大井記念では過去の戦績を軽視にして無印にし、いい笑いものになったが、サンデーバニヤンの前走は非常に強い競馬だった。珍しく乱ペースになった大井記念(2600M)を先行で押し切ったのは特筆に価する。強さは本物だろう。でもそれはあくまで大井限定での話であり、JRA勢が多数入る「本物のG1」の流れに即対応できるかと言われれば、多分アテには出来ないだろうと言うのが正直な感想である。

さて予想に移るが心情としては地方馬を買いたいのだが、来てナイキアディライトとサンデーバニヤンの3着が限界と見ている。繰り返しになるが大井の統一G1では、しかも帝王賞では尚の事、1番人気馬は買えない。アドマイヤドンは買いにくいのを了解した上で、直前指数最上位のアンドゥオールから馬単、三連複で流したい。大井では何故か冷静沈着で強かな騎乗を見せる松永幹夫騎手の手腕に期待だ。頭数も少ないので期待値考慮し馬単での総流し、そして2着にタイムパラドックスとアドマイヤドンを据えた上での総流し馬券で勝負したい。合計24点購入で夢を見ることにした。
03:41 競馬 comments(2) trackbacks(0)
生を漂う
昨日GCで放送していた「競馬場の達人」という番組でゲストに出ていた元プロ野球選手のパンチ佐藤が、サラリーマン時代に有馬記念でメリーナイスの単勝にボーナスの全額突っ込んで、レース開始2秒でジ・エンドになった(落馬したので)話をしていたが、私にも有馬記念ではマヤノトップガンとサクラチトセオーの馬連に当時の有り金を全額突っ込んで討ち死にした苦い思い出がある。

今にして思えばナンデそんなに自信があったのか思い出せないのだが、とにかくその場の勢いとは怖ろしい。馬連ウン十万円一点勝負などと言うバカな事は金輪際しないだろうが、何故かこの一点、特にサクラチトセオーに対して過度の自信に満ち溢れていた。当時ワイド馬券があれば逆に(私の人生での)歴史的大勝利馬券になっていたかもしれないが、今となっては、まぁネタ話として笑える話である。ただその当時、冗談抜きに有馬記念から最終レース終了時まで殆ど記憶が無い。当時中山競馬場に一緒に行った友人によると、ヘラヘラ笑っていただけだそうだが、その事を後で言われても何も思い出せないのが、当時の大ショックを物語っている。

大ショックと言えば、昨日その後のMONDO21で昔の麻雀リーグ戦を放映していたが、その中で、この間自死した鷺沢萌さんが画面に映っていていた。麻雀好きで賑やかしい、そして洒脱なエッセイ書くシャイな素敵な女性という私が勝手に思い描いていた鷺沢さんへのイメージが粉々に砕かれた様な余りにも唐突なエンディングで、その決着の付け方が未だ理解できないでいる。物書きと言う仕事の人は、私の様な凡人には理解しがたい、厳しさと言うべきか、虚しさと言うべきか、そんな無常の思いを常に抱えているのであろうか。

そして今日の昼間、有名脚本家であり作家である野沢尚氏の自殺の報を聞くに至り、なんとも言えない気持ちになる。かつて私が目指していた場所に到達した「夢の体現者」の最終地点がこのような形になるとは、最早継げる言葉すら無く。先週末には10年以上前に、たった一度だけ宴の席で末席にいさせてもらった事がある日本映画界を代表する撮影監督、篠田昇さん逝去の知らせを聞き、ただただ呆然。

人の命は、儚いものだと分かっていても、なんともやるせなく、そして運命の前に佇むのみ。その昔ある詩人が、人は皆、生と死の境でふらふらと歩んでいるに過ぎず、風に吹かれ、嵐に彷徨い、炎天下に蹲る、人生とは終着駅無き線路の上を歩むだけだと詠っていたが、モノの哀れを感じずにはいられない月曜日だ。
22:01 レビュー comments(0) trackbacks(0)
見込み違い
結局宝塚記念もグランドチャンピオン決定戦も惨敗と言う形で終えた。宝塚で期待したツルマルボーイは、安藤騎手曰く「何故かレース前にゲート入りを急かされた」らしくそれが原因で出遅れたらしいが、タップダンスシチーの素晴らしい強さと、シルクフェイマスの粘り強い走りを見た後では普通にスタートを切れていたとしても連に絡めていたかどうか、かなり怪しい。まぁ正直無理だっただろうし、今更後付で何を言っても意味無い感じだ。とにかく上位2頭は強かった。あの位置から潰しに行って押し切るのだからタップは凄い馬だ。昨日触れたコラムではないが、ここ数年の宝塚記念は明らかにレースの質が変わってきたようだ。この辺に関しては来年以降も覚えておきたい点である。

競艇の方も案外な結末で期待した辻選手は、少し条件揃いすぎで固くなったか、準決までの走りが見られず、フライング持っていたので軽視した原田の果敢なまくりの前に我が舟券は泡となって消えた。因みに相手筆頭で買っていた魚谷選手が痛恨のフライング。ピントが合わない時は何をやってもダメになると言ういい見本の様な展開だった。

今日は明け方からサブウェイ対決や欧州選手権などを見ていたが、物凄く不快だったのがヤンキーススタジアムの外野フェンスにセンス無い「読売新聞」なるアドを乗せている無神経さに気付いた点だ。何でも読売新聞は、世界で一番発行部数が多い新聞社らしいが、売り上げ部数しか自慢できない三流新聞社の、このみっともない広告戦略は、一体誰のアイデアなのか?情けないとしか言いようがない。何が「自立した報道機関」だ、一事が万事こんな感じだから現在進行形である読売主導のプロ野球改革が全くピントのずれた、的外れの方向に突き進んでいるのである。

と、いう事で馬券も舟券もハズレ、イライラしながらこれから仕事。今日もこんな感じで過ぎていく。いつもの日曜の夜である。
19:15 徒然 comments(0) trackbacks(0)
中央競馬・日曜日の狙い
春の天皇賞が終わった直後、惨敗した各人気馬に関して、その真価は次走以降見極めたいと書いた。それは何故かと言えばつまり私には未だネオユニヴァースを含めた明け4歳の上位馬の適性が未だに掴みきれていないからである。有力4歳馬の中では唯一サクラプレジデント(現在、故障で休養中が)の適性距離が芝1800m前後にあるかな?位である。相馬眼優れた人やレースを見る目のある人には、ちゃんちゃらおかしいと思われそうだが、分からないものは分からないので仕方ない。

例えばゼンノロブロイ。各新聞の予想欄を読むと、阪神芝2000mで行われた神戸新聞杯での圧勝劇を引き合いにして、阪神の芝中距離に適性アリとという論が多いようだ。実際私もそう思っていたが、JRAのレーシングビューアーでゼンノの過去のレースを見直した際にふとした疑問が浮かび上がってきたので触れておく事にする。

確かに神戸新聞杯のパフォーマンスは見た目的にも鮮やかであったが、あのような鬼脚をみせたのは、あの時だけだというのが気になったのだ。確かにデビュー戦(中山芝1600M)も鮮やかであったが、ゼンノのデビュー戦は相手がカナリ弱化していた点を考慮すると、やはりあのような弾ける様な脚を使ったのは神戸新聞杯しかない。

何故それが問題なのか?今回だって阪神の芝コースだから尚更いいじゃないかというツッコミがきそうだが、私が引っ掛かった点は、神戸新聞杯の時の鞍上が鞍上だからである。事実、ゼンノがメンバー中最速の上がりタイムを計時したのはデビュー戦と神戸新聞杯しかない。神戸新聞杯時の鞍上が、名手ケント・デザーモでなければこんな悩みは生まれなかった。

つまり何が言いたいのかと言うと、あの神戸新聞杯の走りに「阪神芝中距離に抜群の適性があるから」なのか「鞍上の手綱捌きが天才的だったから」なのか、その2つの可能性を見て取れるからである。勿論その両方が噛み合ったからとも言えるが、私の個人的見解として余り神戸新聞杯の走りを、見たまんまに解釈するのは少々怖いなという点を上げておく。だからと言って別に消そうという訳でもないが。

最後に私の宝塚記念の最終結論だが、一昨日上げたように人気薄のハンプトン系の劇走傾向を重視しツルマルボーイから入るつもりだ。私が想定していた以上に人気がない事もあり、この間から試している馬連(単)総流し戦術を導入したい。現段階(午前3時現在)で馬単合成オッズにて8.44を確保しているので、それなりのバックも期待できそうだと踏んでいる。
03:02 競馬 comments(2) trackbacks(0)
中央競馬・土曜日の狙い
厩舎関係者のコメントの信憑性というのは、その人物のコメントを時系列に追っていかないと、その見極めが難しい。先週の日曜日の函館で行われた新馬戦で1番人気に担がれながら6着に敗退した森厩舎のデビルという馬の陣営が出したレース前コメントに関して、面白い指摘をしているコラムがあった。要約すると「文章と調教タイムから判断すると、対して好調とは思えないのに、陣営の出した『乗り心地がとても良く、正直勝ち負けだと思っている』という発言は頂け無いし、その話を鵜呑みにして祭り上げる記者もおかしい」という事らしい。同業者らしくこの助手に関してもカナリ辛辣なコメントを載せていたのが印象的だった。

前にも触れたが私は調教内容を予想及び馬券購入の際に殆ど参考にしないので調教欄は眺めているだけだが、確かに新馬戦に関して馬券購入の際に調教や陣営のコメントが人気形成に与える影響は大きい。このコラム執筆者は新馬戦調教におけるゲート練習に関し注目すべきと述べているが、それは半分以上天性のものだとも述べていて、その判断が難しいと書いている。最終的な正答めいたものは最後まで書かれていなかった。

確かに新馬戦に関してはそうした陣営のコメントに頼らざるを得ないし、馬券を買う時にもよくよく考えれば強固な根拠がある訳でもないのに、一本被りになっている時もある。新馬戦で馬券を買うときは「何が強調されて人気を形成しているのか」の見極めは大切にしたい。

因みに同コラムではメジロライアンなどを例に取り残念G1の意味合いが濃くなりやすく、この時期に宝塚記念を開催する事に意味がないと述べているが、現調教師で昨年まで調教助手をしていた方は、施行時期をずらした年に報知新聞の連載コラムで「G1の場合番組編成を変えてから直ぐには生産界及び調教師馬主など含めた、出走側の体制がとりきれないので、今はメンバーが手薄になるが、少し時間を掛ければメンバーも豪華にレースの質も向上する」と述べていた。事実数年前までメンバーの揃わなかった宝塚記念が多かったが、一昨年、去年、今年とメンバーが揃ってきた。昨年の宝塚記念などは、有馬記念よりも豪勢なドリームレースとも呼ばれていたのも事実である。私にはどちらの意見が正解なのか良く分からないが、こうした関係者のコメントはそれこそ是々非々で接すべし、と心に銘じておきたい。

欧州選手権も凄いが、今日はJリーグ最終節。又しても大逆転劇が起きるのか、そちらも楽しみである。
02:54 競馬 comments(0) trackbacks(0)
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