博打を、興行を、画面の中を、時々語ってみる
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ホントかなぁ?
一昨日、学生演劇の話を少ししましたが、私は学生時代(特に高校時代)完全に映画バカでして自主映画モドキ制作に没頭していました。その多感な時に見た映画で忘れられないのが「セントエルモスファイヤー」ですね。青春映画も恋愛映画もあんまり趣向にあわない私がどうしてだか分からないのですが、この映画だけはパチンと来たんですねぇ。でも、見直してはいないんです。未だにサントラ引っ張り出してきて聞き直したりはしているんですが。IMDBの http://us.imdb.com/ 作品レビューでは随分低評価なのが残念ですが、人それぞれということで。

映画に限りませんけど時代や環境、自分が見た時期によってその作品の評価が変わってしまうのは良くある事です。例えば私の中で作品の評価が一番変わったのはエレファントマンです。最初見た時は子供でしたから、単純に感動話として見たんですが、高校生になって監督デビットリンチに興味を持ち始めてから見ると、感動映画というよりは「フリークス映画」としてリンチ独特の映像に酔いしれて感銘しました。で、最近当店でエレファントマンをビデオからDVDに切り替えたのでDVDでもう一度見直したら、これが全く違う感想になりました。今まで見た時は全く気にもなってなかったアンソニーホプキンス扮する医師にドンドン感情移入してしまい、最後に泣けてくると。しかしまぁ、これが抜群に上手いんですよ、ホプキンスの演技が、そして脚本が。この心の揺さぶられ方は完全に子供の時の感動とは違います。そんな人間の感情の複雑さを映画は私に教えてくれます。一粒で三度おいしかったエレファントマン、当然ながら私のベストムービーの一本であります。

さて話しがイキナリ変わりますが、この間この日記で書いた例の「怪しげなDVDメーカー」と思われる会社から過日郵便物が届きました。その中身は、某女性アイドルの温泉盗撮ビデオの発注書です。添付されていたサンプル画像みますと…ウムム。確かに、いわれるように、本当に物凄く似てますけど、価格が2万円てホントかいな。この間この会社の作品買ってドブに捨てたのと同じ金額だというのも、何かの因縁でしょうかねぇ。見たい気持ちは山々ですが、こんなの店に置く訳にもいかないし、何より2万円は高すぎますわ。しかし1枚単価がこの間の「そのまんまDVD」の10倍もするのはナンデだろう?どうにも怪しいんだけどなぁ…
05:49 徒然 comments(2) trackbacks(0)
やっぱり
外れました、サンタアニタトロフィー。しかしここの所ずっとですが、消した馬ばかりに勝たれておりまして、ここまで来るともう神がかり的ですね(笑)見事なまでに勝ち馬ばかりを消しつづけています。→結果http://www.nankankeiba.com/Realtime/result/res2003073020080609.html

地方に関しましては暫く馬券を買うのは止めて、予想だけしてレースを見る事にしました。今日はこの辺で。
21:31 徒然 comments(12) trackbacks(0)
サンタアニタトロフィー見解
11時起床。松井のホームランを観ながら昼食。そんな最中、株をやっている友人から、長期金利もじわじわ上がりかけているし、仕手株が動き始めてきたし、頃合いから見てもそろそろ大手のヘッジファンドが動いてきそうだから、儲かる儲からないに関わらずここ数日間の9984(=ソフトバンクの事ですね)の動きには注意した方がイイと言われましたが、株やってない私にこういうアドバイスしても何の意味があるんだろう(笑)私の場合株や信託、外債なんかの購入歴といえば、去年でしたか学生時代の友人の弟の(ノルマ)為に付き合いで香港経由なんかで上海B株とかいう中国の株式市場の株を買ったのが最初で(今の所)これが最後ですか。まぁ今は株なんかやっている場合じゃなく、いち早く2号店の資金を!というのが切なる願いですね。

さて話を戻しまして競馬の事なぞ。しかし新潟難しいですねぇ。確かに今日の大井ほどではないですが、前半戦を終えた新潟開催の三連複の平均配当を見ますと、芝の短距離戦で如何に荒れているかが分かります。

★2回新潟三連複距離別平均配当一覧
<img src=http://mf0812.hp.infoseek.co.jp/20030730.gif>
<img src=http://mf0812.hp.infoseek.co.jp/2003073002.gif>

ただ短距離13レース中1番人気馬も8頭は連に絡んでおり、1−3人気が全部複勝圏内から消えたレースは皆無ですので、穴を狙うとは言え、無謀な大振りは、危険でなようです。そこで私の場合、このデータを参考にして次週の新潟芝の短距離戦では、期待値を400%オーバーと少し高目に設定して、その上で買えるレースでは人気馬から2頭に薄め3頭というBOX馬券で攻めてみようと思います。

最後に全く当たらない南関東競馬予想を。指数的にどうも4月21日からの大井、28日からの船橋競馬での馬場差設定に誤りがあったようで、尽くこの期間のレース評価を誤っていた様です。チョコチョコ直して見てはいるんですけど追いつかずという感じでして、今回も全く自信ゼロです。一応マイルなら?Jベルモントアクターでいいかと。相手は?@カイジンクン、?Gスタートザウェイ、?Hキングリファール、?Kフジノテンビーの先行しそうな指数最高値上位馬を。コアレスハンターは休み明け、しかも最近のレース見ていると距離短いのは決していい感じがしないズブサを見せており、思い切って消してみました。

<買い目>
三連複、三連単 ?J軸→?@.?G.?H.?K
18:23 競馬 comments(10) trackbacks(0)
五味一男という男<続き>
芸人さんに限らず、モノ作っていますと、なかなか自分たちの作品なり何なりが世間に受け入れられないと、どんどん卑屈になって「俺たちの面白さが分からないのは世間が馬鹿だからだ」等と現実から逃避しマスターベーションに没頭していく事が侭ある訳です。まぁこういうTV的な見せ方に拒否反応がある人もいるでしょうが、こういう場を与えられている若い芸人さんは頑張って欲しいなぁと思います。目指せ天下を!

さてこの番組は「エンタの神様」という番組なんですが、世間的には受け入れられているのかな?と思い、1年ぶり位に2ちゃんねるにアクセスして視聴率を調べてみたら電波少年やその後番組よりも数字的に安定している様ですね。(しかし久し振りに見た2ちゃんねるは、私にはマスマス付いていけない疎遠な存在になりそうですが)改めて思うにこの番組の演出を担当している五味一男氏という人物は侮れないなと。

最近TVをダメにした張本人とか言われているこの五味一男というこの人、学生時代は前衛的な学生演劇の主宰者として名を馳せ、CM業界に入ると今度はあの名匠市川準に師事していわゆる商業広告とは全くベクトルの違うCMを作り続け高い評価を受けてきた経歴を持つ人物。若い時にやりたいことやり尽くしてから、TV業界に移ってからは完全に自分を封殺して、お客さんが何を見たいか、それだけを追求しその結果が日本テレビを視聴率トップにする礎を築くと。この成功を見て他のテレビマンがみんな揃って毎分視聴率やらボリュームゾーンやらの分析を真似して、今に至る訳で、業界に疎い私にも五味的手法を形だけ模倣したテレビマンがダメダメだなぁというのは良く分かります。でもこの五味という人そのものは、凄いなぁと思いますねぇ。何せ暗黒舞踏からマジカル頭脳パワーまでですからね。ここまで両極に振れる、しかもその振幅の幅が尋常でないくらい大きい、というのは尊敬に値しますねぇ。

こうして思うのは私のいた劇団がダメになったのは、勿論主宰者が違う事で借金こさえて劇団の金着服してそのまま逃げちゃった、というのが間違いなく一番の理由ですが、作品的に言えば私の抜けきらないマイナー性質が台本に与えていた影響も大きかったんじゃないかなぁと改めて思う訳です。今となって気付いても時、既に遅しですが。と、いう事で競馬以外も反省が多いなぁと思いながら、この辺で。
17:28 一般 comments(17) trackbacks(0)
五味一男という男
昨日、今春に解散した私が座付き作家として属していた劇団の旧団員(女性)からメールがあり、何でも「カタギ」に戻るとの事。昨夏の頃に、突然ウチの劇団を辞めてしまい、以来没交渉になってしまったんですが風の便りに大きめな劇団の研究生になったと聞いて、良かったなぁ…なんて思っていたら…。結局夢破れて故郷に帰ることになったと。何だか切なくなる話しです。でもメールの中身が何だか未練を感じる内容だったので、彼女はお笑いが好きでコント形式の一人芝居なんかをやりたいと言っていたのを思い出し、それなら何も劇団なんかに入らずとも、身一つでいろいろな所に乗り込めると思うよ、とアドバイスめいたメールを返したら、返事が返ってきてウムムと…。どうも今回の帰郷は「感情の縺れ」が原因みたいでして、こうなると完全に私の範疇外の問題なのでして、これ以上の相談に乗ることは出来なくなりました(笑)

そう言えばこの間、店の控え室で軽食取りながらTVを見てましたら最近露出が増えてきた女性の若手芸人で一人、だいたひかるがネタを見せていました。前にライブハウスで見た時よりも随分とこなれてきて、流石ゴールデンプライム帯に出始めてくると、ネタの見せ方もそれから顔付きさえも変わって来るんだなぁと感心しました。この番組、だいたひかる以外にも若手から関根勤ら中堅ベテランの芸人さんまでが大挙して出て、しかもネタを見せていくという今時珍しい『演芸番組』の形態をみせています。何せ今の民放で笑点以外の演芸番組は皆無でして、NHKですらゴールデンプライム帯にはないですから、かなり挑戦的な番組だと思います。勿論テレビのゴールデンでネタをそのまま流しても数字的に苦しいのは自明の理でしょうから、Qレートを上げていく形でなく最大公約数を求めていく演出方法を選択していますので、コアなお笑いのファンには敬遠されるでしょうが、(テロップ出したりするのはその典型でしょうか)でも出ている芸人さん、特にこれから世に打って出ようとする若い芸人さんには物凄く貴重で得がたい体験だと思います。ネタ見せ番組は、現地上波キー局のゴ−ルデンではこれしかない訳ですし、これから世に出て行くためにはもっと多数のお客さんを相手に勝負をしていく訳ですから、こういう実践の場を与えられるのは、身内のお客さん相手のライブを数十本重ねるよりも、得られるものは大きいでしょう。<続く>
16:30 一般 comments(4) trackbacks(0)
期待値と回収率
今週は別段何もないので、前にも触れたこの話を今一度してみましょうか。まぁ自分自身へ言い聞かせる意味もあるのですが。

さて競馬の馬券予想とは、馬券対象馬を予測しオッズから買い目を選定し資金を配分する。これがワンセットになって初めて一丁上がりになるかと。「オッズから買い目を選定し資金を分配」ここのバランスが難しいですねぇ。状況が変わると気持ちが揺らいでしまうのが人間の常ですから。例えば0.00001%の確率で7億円が当たるトトくじと0.00002%の確率で当たる4億円のトトくじでは、期待値的には後者の方が高いのですが、これだけ低い確率でしか当たらないなら、どうせダメ元で7億円の方を買う人も多い筈です、普通は。でもこれが100人でクジを共同購入して賞金山分けとなれば話は変わって来ますね。大抵の人は4億円の方を選択するでしょう。でも冷静に期待値を計算すれば、実は一人で買おうが共同購入しようが、どちらも数値的には同じだったりするわけです。これが人間の心理の面白さでしょうか。

更にいうと、例えば自分が国内で10万円で買った時計と同じモノが海外で5千円で売っていてそれを友人がお土産にくれた。同じものが2つあっても仕方ないので、誰かにあげようとした時、どちらをあげるか。経済的に考えれば答えは「どっちも同じ」が正解になりますが心情的には5千円のタダ貰いの方を選択するでしょう。つまり人間はどうしても「つぎ込んだ費用」に対して敏感になる、という事なんですね。支出した費用の中で回収不能な費用を意味する経済用語に「サンクコスト」というのがありますが、この「サンクコスト」を競馬的にどう考えるか、回収率を考える上でとても大事ですね。無謀な穴狙いに走る心理状況がここに隠されています。

結局ハズレ馬券を損失と考えるから、どうしても「取り返そう」という気持ちになり、無理に補填しようと考えその結果が無謀な大穴狙いになると。つまり馬券が外れても、損失と考えないで、そのレースで失った分に関しては回収を諦める、これが正しいスタンスなんでしょう。でも、こういう風にナカナカいかないんですよねぇ。これを回避するには朝一に一日の購入レースの上限と購入金額の上限を決めて、例外を認めず、その範囲の中で考えるという癖を身に付けるしかないようです。まぁ又してもツマラヌ話しになってスイマセン。
16:18 競馬 comments(1) trackbacks(0)
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